タスク・ポリシーのエスカレート方法

ユーザーが割当て時間内に応答しない場合は、タスクをエスカレートできます。たとえば、ユーザー・ディレクトリに構成されているエスカレーション階層を使用している場合は、ユーザーのマネージャにタスクをエスカレートできます。エスカレーション・コールバックを使用している場合は、定義したユーザーにタスクをエスカレートできます。タスクが最大回数までエスカレートされた場合、エスカレートは停止します。エスカレートされたタスクは、そのタスクの期限切れ以降もユーザーの受信ボックス内に残すことができます。

タスク・ポリシーをエスカレートするには:

  1. 図29-53に示すように、「期限」セクションのドロップダウン・リストで、「エスカレートまでの時間」を選択します。
  2. さらに次の値を指定します。両方を設定すると、エスカレーション・ポリシーがより限定的になります。
    • エスカレーション・レベルの最大数

      タスクをエスカレートする管理レベル数。このフィールドは必須です。

    • 承認者の最高役職

      最上位承認者の役職(自分、マネージャ、取締役またはCEOなど)。これらの役職は、対応するユーザー・リポジトリのタスク割当て先の役職と比較されます。このフィールドはオプションです。

    エスカレーション・ポリシーでは、タスクを期限切れ時にエスカレートできる回数と期限更新期間を指定します。図29-53では、タスクが期限切れになると、最大3回までエスカレートされます。タスクが参加者LoanAgentGroupの手元で期限切れになるか、参加者Supervisorの手元で期限切れになるかは関係ありません。

    図29-53 「エスカレートまでの時間」ポリシー

    図29-53の説明が続きます
    「図29-53 「エスカレートまでの時間」ポリシー」の説明