期限切れがあるポリシーの指定方法

タスクに有効期限を指定できます。タスクが期限切れになると、ルーティング・スリップ・レベルのエスカレーション・ポリシーまたは期限更新ポリシーが適用されます。どちらのポリシーも指定されていない場合、タスクは期限切れになります。ルーティング・スリップ・レベルの有効期限ポリシーは、すべての参加者に共通です。

タスクに有効期限を指定するには:

  1. 図29-51に示すように、「期限」セクションのドロップダウン・リストで、「期限切れまでの時間」を選択します。
  2. タスクがオープンになっている最大期間を指定します。

    パラレル参加者に対する有効期限ポリシーは、次のように解析されます。

    • パラレル参加者がパラレル要素でリソースとして指定されている場合、各パラレル参加者に対する有効期限ポリシーはありません。

    • パラレル参加者がルーティング・スリップとして指定されている場合、そのパラレル参加者にはルーティング・スリップの有効期限ポリシーが適用されます。

    図29-51は、タスクが3日で期限切れになることを示しています。

    図29-51 「期限切れまでの時間」ポリシー

    図29-51の説明が続きます
    「図29-51 「期限切れまでの時間」ポリシー」の説明

    ノート:

    エスカレーション時間は、2286年より前の将来の時間に制限されます。より大きな値を使用すると、実行時エラーになります。将来の値の技術的な制限は、1970年1月1日、0時0分0秒GMT (グリニッジ標準時)から9,999,999,999,999ミリ秒です。