タスクの結果の指定方法

タスクの結果により、タスクに可能な結果が取得されます。Oracle BPM Worklistには、ここで指定した結果が実行時に実行可能なタスク・アクションとして表示されます。図29-3に詳細を示します。

図29-3 Oracle BPM Worklist内の結果

図29-3の説明が続きます
「図29-3 Oracle BPM Worklist内の結果」の説明

次のタイプのタスクの結果を指定できます。

  • シード済結果の選択

  • カスタム結果の入力

タスクの結果には、ここで指定した実際の結果値とは異なる実行時の表示値を割り当てることもできます。これにより、Oracle BPM Worklistでは、結果を異なる言語で表示できます。国際化の詳細は、「多言語設定の指定方法」を参照してください。

タスクの結果を指定するには:

  1. 「一般」セクションの「結果」フィールドの右側にある「検索」アイコンをクリックします。

    タスクに予想される結果が「結果」ダイアログ・ボックス(図29-4を参照)に表示されます。「APPROVE」および「REJECT」はデフォルトで選択されています。

    図29-4 結果ダイアログ

    図29-4の説明が続きます
    「図29-4 結果ダイアログ」の説明
  2. 表29-3に示す情報を入力します。

    表29-3 結果ダイアログ

    フィールド 説明

    1つ以上の結果の選択

    追加するタスク結果を選択するか、デフォルトの結果を選択解除します。

    「追加」アイコン

    クリックすると、カスタム結果を追加するダイアログ・ボックスが起動されます。

    ダイアログ・ボックスの「名前」フィールドにカスタム名を入力し、「OK」をクリックします。結果が「結果」フィールドに表示されます。

    ノート: 次のネーミング制限を考慮してください。

    • ヒューマン・タスク・エディタの「アクセス」セクションの「アクション」タブにリストされている名前と一致するカスタム名は指定しないでください(たとえば、削除を指定しないでください)。同じ名前を指定すると、実行時に問題が発生する可能性があります。

    • 空白を含むカスタム名(たとえば、On Hold)を指定しないでください。このようにすると、Oracle BPM Worklistでカスタム結果にアクセスするときにエラーが発生します。空白を含む結果を指定する必要がある場合は、リソース・バンドルを使用します。詳細は、「ヒューマン・ワークフロー・サービスの概要」を参照してください。

    • カスタム・タスクの結果は、大文字か小文字の英字で始まる必要があります。使用できるのは、英字とゼロ(0)から9までの数字のみです。

    コメントが必要な結果

    クリックすると、実行時にOracle BPM Worklistで割当て先がコメントを追加する結果を選択できます。割当て先は、実行時にタスクを保存しないでコメントを追加し、アクションを実行する必要があります。

    デフォルトの結果

    この結果に対するデフォルトの結果を選択します。

    ここで選択したシード済結果とカスタム結果が、パラレル参加者タイプの「多数決の結果」セクションに表示され、選択できます。

  3. 詳細は、「投票結果の指定」を参照してください。