投票結果の指定

「デフォルトの結果」リストで選択したデフォルトの結果をオーバーライドする投票結果を指定できます。この結果は、必要なパーセンテージに達した場合に有効になります。結果はこの表にリストされている順序で評価されます。

グループ投票詳細を指定するには:

  1. パラレル・タイプの「参加者タイプの編集」ダイアログ・ボックスの「投票結果」セクションに移動します。
  2. 「投票結果」列のリストから、タスクの結果(「Any」、「ACCEPT」「REJECT」「タスクの結果の指定方法」で指定した他の結果など)を選択します。

    「Any」結果を使用すると、実行時に結果を動的に決定できます。たとえば、「Any」を選択して、結果パーセントを60に設定した場合は、実行時に60%に到達した結果が最終投票結果になります。割当て先の60%が結果の却下に投票すると、その結果は却下されます。

  3. 「結果タイプ」列のリストから、最終タスクの結果の決定方法を選択します。
    • 式別: XPath式を使用して詳細を動的に指定します。

    • パーセンテージ別: このタスクの結果が有効であると決定するパーセント値を指定します。

  4. ステップ3での選択内容に基づいて、「値」列のリストに値を指定します。
    • 「式別」を選択した場合は、このフィールドの右側にある「参照」アイコンをクリックし、式を作成するための「式ビルダー」ダイアログ・ボックスを表示します。

    • 「パーセンテージ別」を選択した場合は、このタスクの結果が有効になるために必要なパーセント値を入力します。たとえば、多数決(51)や満場一致(100)などです。たとえば、予想される2つの結果(「ACCEPT」および「REJECT」)と、5つのサブタスクがあるとします。2つのサブタスクが承認され、3つが却下された場合に、承認に必要なパーセントが50に設定されていると、タスクの結果は却下になります。図29-34に詳細を示します。

      この機能は非決定性です。たとえば、サブタスクが2つある場合に30%を選択することは無意味です。

      図29-34 「投票結果」セクション

      図29-34の説明が続きます
      「図29-34 「投票結果」セクション」の説明
  5. 「追加」アイコンをクリックして、追加の結果を指定します。
  6. 「デフォルトの結果」リストで、同意パーセントの値に達しない場合にこのタスクで有効にするデフォルトの結果を選択するか、XPath式を入力します。この状況が発生するのは、得票数が同数の場合、またはタスクの有効期限が切れる前に応答しない参加者がいる場合です。「タスクの結果の指定方法」で「結果」ダイアログ・ボックスに入力したシード済結果とカスタム結果は、このリストに表示されます。