タスク所有者の指定方法

タスク所有者は、所有するビジネス・プロセスに属するタスクを参照し、割当て済タスクの参加者タイプのいずれかにかわって操作を実行できます。また、所有者は、タスクの再割当て、取消しまたはエスカレートも実行できます。タスク所有者は、タスクのビジネス管理者と見なすことができます。また、タスク所有者は、「タスク所有者の指定」の説明に従って、「ヒューマン・タスクの作成」ダイアログ・ボックスの「詳細」タブで指定することもできます。ここに入力したタスク所有者は、「詳細」タブで指定したタスク所有者によって上書きされます。

タスク所有者の詳細は、「タスクのステークホルダ」を参照してください。

タスク所有者を指定するには:

  1. タスク所有者の指定方法を選択します。
    • アイデンティティ・サービスのユーザー・ディレクトリまたはアプリケーション・ロールのリストを介して静的に指定

    • XPath式を介して動的に指定

      たとえば: タスクに、ownerが格納されているpoという名前のペイロード・メッセージ属性がある場合は、次のようなXPath式を指定できます。

      /task:task/task:payload/po:purchaseOrder/po:owner

      ids:getManager('jstein', 'jazn.com')

      jsteinのマネージャがタスク所有者です。

ユーザー、グループおよびアプリケーション・ロールの詳細は、「タスクの割当ておよびルーティング」を参照してください。