SOAコンポジット・アプリケーションを管理するためのantの使用方法

antスクリプトを使用して、アプリケーションをコンパイル、パッケージ化、およびデプロイできます。初期antビルド・ファイルを作成するには、「ファイル」メイン・メニューから、「新規」「アプリケーション」「Ant」「プロジェクトからのビルドファイル」の順に選択します。

図48-29に、作成後に「アプリケーション」ウィンドウに表示されるbuild.propertiesファイルおよびbuild.xmlファイルを示します。

図48-29 antビルド・ファイル

図48-29の説明が続きます
「図48-29 antビルド・ファイル」の説明
  • build.properties

    環境を反映するために編集するファイル(たとえば、OracleホームおよびJavaホーム・ディレクトリの指定、デプロイメントに使用するホスト名やポート番号などのサーバー・プロパティの設定、デプロイするアプリケーションの指定など)。

  • build.xml

    antによって、build.propertiesファイルで指定したコンポジット・アプリケーションのコンパイル、ビルド、およびサーバーへのデプロイのために使用されます。

  1. 環境を反映するようにbuild.propertiesファイルを変更します。
  2. 「ビルド」メニューから、project_nameでAntを実行」を選択します。

    この結果、現在のプロジェクトのビルド・ファイルに定義されているターゲットがビルドされます。