トランスフォーメーションでのドメイン値マップ関数の使用方法
ドメイン値マップ関数は、BPELプロセス・サービス・コンポーネントまたはメディエータ・サービス・コンポーネントによるトランスフォーメーションに使用できます。トランスフォーメーションの実行には、XSLファイルを作成してXMLスキーマ間でデータを変換するときに表示されるXSLTマッパーを使用します。
XSLTマッパーの詳細は、「XSLTマップ・エディタを使用したトランスフォーメーションの作成」を参照してください。
トランスフォーメーションでlookupValue1M関数を使用するには:
-
「アプリケーション」ウィンドウで、「XSLファイル」をダブルクリックして、XSLTマッパーを開きます。
-
XSLTマッパーで、「ソース」および「ターゲット」ペインのツリーを開きます。
-
「コンポーネント」ウィンドウで下矢印をクリックして、「詳細」を選択します。
-
図45-7に示すように、「DVM関数」を選択します。
-
ソースとターゲットの接続線にlookupValue1Mをドラッグ・アンド・ドロップします。
接続線上に「dvm:lookupValue1M」アイコンが表示されます。
-
「lookupValue1M」アイコンをダブルクリックします。
図45-8に示すように、「関数の編集 - lookupValue1M」ダイアログが表示されます。
-
「関数の編集 – lookupValue1M」ダイアログの次のフィールドに値を指定します。
-
「dvmLocation」フィールドで、ドメイン値マップ・ファイルのロケーションURIを入力するか、「dvmLocation」フィールドの右側にある「参照」をクリックして、ドメイン値マップ・ファイルを選択します。MDS(メタデータ・サービス)およびMDSの共有ロケーションからもすでにデプロイされたドメイン値マップを選択できます。これを実行するには、「リソース・パレット」を選択します。
-
「sourceColumnName」フィールドに、ソース要素の値に関連付けられているドメイン値マップの列名を入力するか、「参照」をクリックして、以前に選択したドメイン値マップに定義されている列から列名を選択します。
-
「sourceValue」フィールドでは、値を入力するか、[Ctrl]キーを押しながら[Space]キーを押してXPathビルディング・アシスタントを使用できます。上矢印キーおよび下矢印キーを押して、リスト内のオブジェクトを配置し、[Enter]キーを押してその項目を選択します。
-
「targetColumnName」フィールドに、ターゲット要素の値に関連付けられているドメイン値マップの列名を入力するか、「参照」をクリックして、以前に選択したドメイン値マップに定義されている列から列名を選択します。
-
「追加」をクリックして別の列をターゲット列として追加し、列の名前を入力します。
図45-9に、移入後の「関数の編集 - lookupValue1M」ダイアログを示します。
-
-
「OK」をクリックします。
XSLTマッパーが、「lookupValue1M」関数アイコンとともに表示されます。
-
「ファイル」メニューで、「すべて保存」を選択します。
デプロイ済のドメイン値マップを選択する方法の詳細は、「Oracle JDeveloperでの複数のSOAコンポジット・アプリケーション間の共有データのデプロイ方法および使用方法」を参照してください。