ヒューマン・タスク定義とBPELプロセスの関連付けの概要

ヒューマン・タスク設定を構成する.taskファイルは、Oracle BPELデザイナで、BPELプロセスに関連付けることができます。図28-1に示すように、構成のためにBPELプロセス・フローにドラッグしたヒューマン・タスクとの関連が作成されます。

図28-1 BPELプロセスへのヒューマン・タスクのドラッグ

図28-1の説明が続きます
「図28-1 BPELプロセスへのヒューマン・タスクのドラッグ」の説明

タスク定義、タスク・イニシエータ、タスク優先度、およびBPEL変数に入力データを渡すタスク・パラメータ・マッピングも指定します。さらに、拡張機能も定義できます。たとえば、スコープとグローバル・タスク変数名(デフォルト名をそのまま使用しない場合)、タスク所有者、識別キー、BPELコールバックのカスタマイズ、およびヒューマン・タスクを拡張して他のワークフロー・タスクを追加するかどうかなどです。

関連付けが完了すると、タスク・サービス・パートナ・リンクが作成されます。タスク・サービスでは、タスクの操作に必要な操作が公開されます。

SOAコンポジット・エディタでは、BPELプロセスに関連付けないスタンドアロン・コンポーネントとしてのヒューマン・タスクを作成することもできます。スタンドアロン・ヒューマン・タスク・サービス・コンポーネントは、アプリケーションで自動化されたアクティビティが必要のない環境で役に立ちます。スタンドアロンの場合、クライアントは独自にタスクを作成できます。

詳細は、「ヒューマン・タスクとBPELプロセスの関連付け」を参照してください。