構成プランの概要
この項では、構成プランの作成方法と添付方法の概要を説明します。
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次の属性やプロパティを置換できる構成プラン・ファイルを作成して編集します。
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SOAコンポジット・アプリケーション・ファイル(
composite.xml
)内のすべてのコンポジット、サービス・コンポーネント、参照、サービスおよびバインディング・プロパティ -
バインディング用の属性値(たとえば、
binding.ws
の場所) -
WSDLファイル内のインポートの
schemaLocation
属性 -
WSDLファイル内のインクルードの
location
属性 -
XSDファイル内のインクルード、インポートおよび再定義の
schemaLocation
属性 -
JCAアダプタ・ファイル内のすべてのプロパティ
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次のもののためのポリシー参照
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サービス・コンポーネント
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サービス・バインディング・コンポーネントおよび参照バインディング・コンポーネント
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ノート:
構成プランは、SOAコンポジット・アプリケーションのXSLTアーティファクトを変更しません。XSLを変更するには、XSLTマップ・エディタを使用します。構成プランの使用は有効ではありません。たとえば、構成プラン・ファイルを使用してXSLの参照を変更することはできません。かわりに、テスト、開発および本番環境の間を移動するときに、Oracle JDeveloperのXSLTマップ・エディタで参照を手動で変更する必要があります。これにより、設計時にXSLTマップ・エディタが問題なく開きます。ただし、参照を未変更のままにしても実行時の動作に影響はありません。トランスフォーメーションおよびXSLTマップ・エディタの詳細は、「XSLTマップ・エディタを使用したトランスフォーメーションの作成」を参照してください。
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デプロイメント時には、次のいずれかのツールを使用して、構成プラン・ファイルをSOAコンポジット・アプリケーションのJARファイルまたはZIPファイル(SOAバンドルをデプロイする場合)に添付します。
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Oracle JDeveloper
詳細は、「プロファイルのデプロイ」を参照してください。
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ant
スクリプト詳細は、「SOAコンポジット・アプリケーションをデプロイするためのantの使用方法」を参照してください。
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WLSTコマンド
詳細は、SOA Suite用WLSTコマンド・リファレンスを参照してください。
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デプロイメント時に、構成プラン・ファイルを使用して、SOAコンポジット・アプリケーションのJARまたはZIPファイルにある
composite.xml
、WSDLおよびXSDファイルを検索し、プロジェクトを次に進むターゲット環境に適応させるために置換する必要がある値を検索します。