相関セットの作成の概要

表9-1に、相関セットの作成に必要なステップの概要を示します。これらのステップを実行する相関ウィザードのページへの参照および設定する値の例を説明します。

表9-1 相関セットの作成の概要

ステップ 相関ウィザードのページ

交換を関連付けるプロパティ名およびタイプを使用して相関セットを作成します。

この情報は、相関ウィザードの「相関セットの定義」ページで設定します。図9-2を参照してください。

次のプロパティ名およびタイプを使用してphonenumber相関セットを作成します。

  • 文字列型username

  • int型userordernumber

  • ブール型IsGift

会話を開始するinvokeアクティビティまたはreceiveアクティビティに相関を追加し、「開始」「はい」に設定します。

相関ウィザードの「設定の開始」ページで、アクティビティを選択して「開始」属性を設定します。図9-3を参照してください。

「internalReceive」 receiveアクティビティを選択して、「開始」「はい」に設定します。

プロパティ・エイリアスのマッピングを各メッセージの適切な要素に作成します。会話の両方のメッセージで同じ値を持つ必要があります。要素は、2つのメッセージで異なる名前および異なる構造にできますが、相関を機能させるには、メッセージに同じ値が含まれている必要があります。

この情報は、相関ウィザードの「プロパティ・エイリアス」ページで設定します。図9-7を参照してください。このページでは次の2つのエディタを使用でき、このエディタを使用してプロパティ・エイリアスのマッピングを作成できます。

  • エイリアス・エディタ(図9-4)

  • エイリアス・ドラッグ・アンド・ドロップ・エディタ(図9-5)

相関セットのプロパティ値を実行時に移入するためにプロパティ・エイリアスを定義します。

  • エイリアスのusernamenameメッセージ要素にマッピングします。

  • エイリアスのuserordernumberpoNumberメッセージ要素にマッピングします。

  • エイリアスのIsGiftgiftメッセージ要素にマッピングします。

そのプロパティを使用して同じ相関セットを追加のアクティビティに追加します。それらを「開始」に設定しないでください。BPELプロセスをこれを使用して適切なプロセス・インスタンスを選択します。パターンを適切に設定します。

アクティビティ相関エディタの「開始」タブで設定します。図9-10を参照してください。

「internalCallback」 invokeアクティビティを選択します。

  • 「開始」「いいえ」に設定します。

  • 「パターン」「リクエスト」に設定します。