タスクの操作に対する時間制限の指定

ユーザー、グループまたはアプリケーション・ロールには、タスクの操作に関して与えられる時間を指定できます。ユーザー、グループまたはロールが指定の時間内に操作しないと、ヒューマン・タスク・エディタの「期限」セクション(ルーティング・スリップ・レベル)で設定したグローバルなエスカレーションおよび期限更新ポリシーが適用されます。たとえば、タスクをエスカレートするようにグローバル・ポリシーが設定されているときに、この参加者が指定の期間内に操作しない場合、そのタスクは必要に応じてマネージャまたは他のユーザーにエスカレートされます。

タスク操作に時間制限を指定するには:

  1. シリアル・タイプの「参加者タイプの編集」ダイアログ・ボックスの「詳細」タブ(図29-35を参照)で、「詳細」アイコンをクリックしてセクションを開きます。
  2. 「割当て済期間の制限の設定」をクリックします。
  3. 時間を指定します。

    ノート:

    シリアル参加者のレベルでタスク有効期間を指定する場合、指定した期限に達したときにそのシリーズ内の次の参加者にタスクが移動しません。むしろ、そのタスク全体が期限切れになります。

    ヒューマン・タスク・エディタの「期限」セクションで、グローバルなエスカレーションおよび期限更新ポリシーを設定する方法の詳細は、「タスクのエスカレート、期限更新または終了」を参照してください。