静的ルーティング・ルール
起動コンテキストによって変更されることのない静的ルーティング・ルールです。この場合のルーティングは、エコー、別のサービスへのルーティングまたはイベントの公開のいずれかです。
静的ルールを定義するときは、次のタイプの情報を指定できます。
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ターゲット・サービス
メディエータにより、指定するターゲット・サービスにメッセージが送信されます。このサービスは、WSDLインタフェースまたはJavaインタフェースとして定義できます。ターゲット・サービスの起動の詳細は、「メディエータ・サービスまたはイベントの指定方法」を参照してください。
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実行タイプ
メディエータは、ルーティング・ルールを順次(同じスレッド内で実行)またはパラレル(異なるスレッドで実行)のいずれかで実行します。実行タイプの指定方法の詳細は、「順次実行またはパラレル実行の指定方法」を参照してください。
ノート:
同期サービス起動の場合、ルーティング・ルールは必ず順次にする必要があります。
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リプライ、コールバックおよびフォルト・ハンドラ
同期リプライ、コールバックおよびフォルト・メッセージをメディエータで処理する方法を定義できます。ハンドラの詳細は、「レスポンス・メッセージの構成方法」、「フォルトの処理方法」および「静的ルーティング・ルール・コンポーネント」を参照してください。