XSLTビューの使用
XSLTビューはより高度なモードで、XSLT文をターゲット・ツリー・ドキュメントから分離できます。これにより、設計ビューのまま、複雑なXSLT文を作成できます。ソース・スキーマおよびターゲット・スキーマは、XSLTビューではオプションです。
XSLTビューにはマップ・ビューと同じペインが含まれますが、右側のターゲット・ペインは2つに分かれています。上のペインはXSLTペイン、下のペインはターゲット・ペインと呼びます。ターゲット・スキーマが定義されていない場合、下のペインは表示されません。ソース・スキーマが定義されていない場合でも、ソース・ペインはそのまま表示され、そこでXSLTから参照可能なパラメータおよび変数を追加できます。
XSLTビューでは、連続したXSLT文をいくつでも作成でき、これらの文をターゲット・ツリー・ノードに挿入する必要はありません。たとえば11gのマッパーでは、すべてのxsl:if
文にターゲット出力ノードを1つ含める必要がありました。XSLTビューでは、xsl:if
文を任意の場所で使用でき、他のXSLT文を含めることができます。
XSLTビューでは、すべてのXSLT 1.0文がサポートされます。また、XSLTビューは、ソース・スキーマおよびターゲット・スキーマを含む、または含まない複数のテンプレート・ルールもサポートしています。XSLTビューでは、複雑さに関係なく、任意のXSLTスタイルシートをグラフィック表示して編集できます。