7.14 XAでのORDSアプリケーションの開発
Oracle APEXおよびOracle REST Data Services (ORDS)を使用して構築したOracle Databaseアプリケーションを、MicroTxを使用してXAトランザクションのトランザクション・イニシエータまたは参加側として構成します。
データベース・アプリケーションは、Oracle Databaseを使用するOracle APEXおよびORDSのアプリケーションです。データベース・アプリケーションを実行できるのは、Oracle Cloud Infrastructureの管理対象APEXサービス、Oracle Autonomous Transaction Processing (ATP)およびAutonomous Database (ADB)に付属するOracle REST Data Services (ORDS)、KubernetesクラスタにデプロイされるOracle RADスタック、あるいはVMまたは物理ホスト内にデプロイされるOracle RADスタックです。Oracle RADスタックは、Oracle REST Data Services (ORDS)、Oracle APEXおよびOracle Databaseの3つのコア・コンポーネントに基づいた包括的テクノロジ・スタックです。
- 前提条件
- MicroTx PL/SQLライブラリの実行
XA向けMicroTx PL/SQLライブラリは、MicroTxによって調整されるXAトランザクションにOracle Databaseアプリケーションが参加するための一連の関数およびストアド・プロシージャを提供します。 - ORDSアプリケーションのPL/SQLライブラリ・プロパティの構成
ORDSアプリケーションのMicroTx PL/SQLライブラリ・プロパティの構成情報を指定します。指定する必要があるプロパティ値は、アプリケーションがトランザクションにのみ参加するか、トランザクションを開始するかによって異なります。 - 権限
MicroTx PL/SQLライブラリの実行に必要な権限を設定します。 - トランザクション・イニシエータとしてのORDSアプリケーションの構成
- トランザクション参加側としてのORDSアプリケーションの構成
- MicroTx PL/SQLライブラリ関数
MicroTx PL/SQLライブラリには、トランザクション境界を指定する次の関数が用意されています。
親トピック: XAでのアプリケーションの開発