7.3.2 リソース・マネージャのサポートされているドライバ

使用するリソース・マネージャで機能する、正しいJDBCドライバとUCPバージョンを必要に応じて選択するのはアプリケーション開発者の責任です。

リソース・マネージャとしてのOracle Databaseの使用

Oracle Databaseで動作するJDBCドライバおよびUCPバージョンを使用する必要があります。MicroTxライブラリは、XAResourceオブジェクトにアクセスして、リソース・マネージャに対して様々なXA操作を実行します。XAResourceオブジェクトはJDBCドライバによって提供されます。

MicroTx Javaライブラリでは、パフォーマンスを向上させるために、ユニバーサル接続プール(UCP)がOracle JDBCドライバとともに使用されます。

Java用のMicroTxライブラリは、Oracle Databaseドライバのバージョン21.3.0.0でテストされています。

Oracle Databaseをリソース・マネージャおよびMicroTx Node.jsライブラリとして使用する場合は、参加側アプリケーションでnode-oracledb 6.1.0を使用する必要があります。

ロギング・ラスト・リソース(LLR)トランザクションを使用する場合、データベース・ドライバの追加要件はありません。

リソース・マネージャとしてのOracle Database以外の使用

XADataSourceおよびXAResourceインタフェースを実装する、サポートされているJDBCドライバを使用する必要があります。MicroTxライブラリは、XAResourceオブジェクトにアクセスして、リソース・マネージャに対して様々なXA操作を実行します。