7.3.1 サポートされているリソース・マネージャ

トランザクション参加側サービスは、リソース・マネージャを使用してアプリケーション・データを格納できます。

XAトランザクションでは、MicroTxライブラリがリソース・マネージャのクライアント・ライブラリにアクセスする必要があります。

Javaアプリケーションでサポートされているリソース・マネージャ

XAトランザクションに参加するJavaアプリケーションの場合、MicroTxライブラリは次のリソース・マネージャでテストされます:

  • Oracle Database 19c
  • Oracle Real Application Clusters (RAC) 19c
  • PostgreSQL 14.2

Node.jsアプリケーションでサポートされているリソース・マネージャ

XAトランザクションに参加するNode.jsアプリケーションの場合、MicroTxライブラリはOracle Database 19.xおよびOracle RAC 19cでテストされます。

サポートされている非XAリソース

XAトランザクションに参加するアプリケーションは、単一の非XAリソースを使用できます。MicroTxライブラリは、次の非XAリソースでテストされます:
  • MongoDB 4.1以降
  • MySQL
詳細は、「非XAリソースの最適化」を参照してください。

TCCまたはSagaトランザクション・プロトコルを使用するアプリケーションでサポートされているデータベース

トランザクション・プロトコルとしてSagaまたはTCCを選択した場合は、任意のデータベースを使用してアプリケーション・データを格納できます。MicroTxライブラリは、SagaおよびTCCトランザクション・プロトコルではアプリケーション・データベースとやり取りすることはありません。