8.5.3 カスタマイズのレベルと影響
次の表では、Exadataデータベース・サーバーのカスタマイズに伴うリスクに関するいくつかのガイドを示します。前提条件チェックではほとんどのカスタマイズについてチェックしますが、構成変更の中には、データベース・サーバーを更新できるようにするために、ロールバックする必要があるものがあります。引き続き必要となるものについては、更新処理後にリストアできます。
表8-9 カスタマイズとそのリスク
項目 | カスタマイズ・レベル | リスク |
---|---|---|
デフォルト指定のエンジニアド・システム・ソフトウェア・スタック |
なし |
なし |
システム・ユーザー(root/oracle)のインタラクティブ・シェル・プロファイルの設定 |
低 |
高 |
VGExaDbのすべての空き領域の使用 |
低 |
低 |
追加の(Exadata以外の) rpmパッケージのインストール |
中 |
低 |
様々なマウント・ポイントがあるファイル・システムのカスタマイズ |
中 |
低 |
現在のExadataイメージに付属のパッケージの更新 |
中 |
低 |
構成ファイルのカスタマイズ、基本的なオペレーティング・システム機能の変更 |
高 |
中 |
追加の(Exadata以外の) rpm以外のパッケージのインストール |
高 |
中 |
LVMレイアウトの変更 |
高 |
高 |