1 一般的な保守情報
この章では、Oracle Exadata Database Machineの一般的な保守について説明します。
ノート:
- この章のすべての手順は、Oracle ExadataおよびOracle Exadata Storage拡張ラックに適用されます。
- 読みやすさを考慮して、Oracle ExadataとOracle Exadata Storage拡張ラックの両方に言及する場合、「Oracle Exadataラック」という名前を使用します。
- 役割および職責の概要
発生した問題の解決責任がある個人またはグループを判別する必要があります。 - Oracle Exadataラックの電源の投入および切断
この項では、Oracle Exadataラックのコンポーネントの電源を正しく投入および切断する手順を説明します。 - ハードウェア障害を管理するための自動サービス・リクエストの使用
自動サービス・リクエスト(ASR)は、特定のOracle Exadataラックのハードウェアに障害が発生すると自動的にサービス・リクエストを開くように設計されています。 - Oracle Enterprise Manager Cloud Controlを使用したシステムの監視
- Oracle Configuration Managerを使用したシステムの監視
Oracle Configuration Managerは、構成情報を収集してOracleリポジトリにアップロードします。 - コンポーネントのパスワードの変更
コンポーネントのパスワードは、初期構成後に変更できます。 - サーバー・モデルの判別
セル・サーバーまたはデータベース・サーバーのモデルを判別するには、exadata.img.hw
コマンドを使用します。 - サーバーの周囲温度の監視
- 「ディスク・コントローラ・バッテリ・バックアップ・ユニットの交換」
- dbmsrvサービスの概要
- サーバーにリモートにアクセスするユーザーのパスワードの有効期限の構成
DBSERVER
属性を構成して、ユーザー・パスワードを期限切れにできます。 - 構成変更時のストレージ・サーバーとデータベース・サーバーの状態
構成の変更前に、データベース・サーバーとストレージ・サーバーをオフラインまたはオンラインにする必要があるかどうかを判断します。 - レスキュー計画
- ExaWatcherチャートを使用したOracle Exadataのパフォーマンスの監視
ExaWatcherは、Exadataシステムのストレージ・サーバーおよびデータベース・サーバーのパフォーマンス・データを収集するユーティリティです。収集されるデータには、iostat、セル統計(cellsrvstat)、ネットワーク統計などのオペレーティング・システム統計情報が含まれます。 - Oracle ExachkによるOracle Exadataシステムのヘルス・チェック
Oracle Exachkでは、Oracle Exadataソフトウェアおよびハードウェア・コンポーネントのスタック全体のための軽量かつ非割込み型のヘルス・チェック・フレームワークが提供されます。