職責範囲別の個人レコードの保護
通常、マネージャ階層または職責範囲別に個人レコードへのアクセスを保護します。 このトピックでは、職責範囲を使用する方法について説明します。
職責範囲を使用する場合は、個人レコードにアクセスする必要がある従業員に職責範囲が定義されている必要があります。 たとえば、人事担当者がある国の個人レコードを管理するとします。 その担当者には、その国の職責範囲(人事担当者など)が必要になります。
個人セキュリティ・プロファイルの作成
-
を選択します。
-
「ワークフォース・ストラクチャ」作業領域の「タスク」パネル・タブで、「個人セキュリティ・プロファイルの管理」を選択します。
-
「個人セキュリティ・プロファイルの管理」ページで、「作成」をクリックします。
-
「個人セキュリティ・プロファイルの作成」ページの「基本詳細」セクションで、セキュリティ・プロファイルの名前を入力します。
-
「職責範囲」セクションで、「職責範囲別保護」を選択します。
-
「職責タイプ」の値を選択します。 たとえば、「福利厚生担当者」または「組合代表」を選択します。
-
「職責のスコープ」の値を選択します。
「部門」や「ジョブ」などの単一の値を選択できます。 または、「ビジネス・ユニットおよびジョブ」や「雇用主および事業所」など、値の組合せを選択できます。
ノート:「国」職責の範囲は、従業員アサイメントの基になる国ではなく、雇用主の国を意味します。
-
必要に応じて、就業者タイプの選択を更新します。 たとえば、従業員レコードに対するアクセス権のみを付与するには、「従業員」を除くすべての値の選択を解除します。
-
ここまでで、「職責範囲」セクションで数件の個人レコードが識別されました。 これらのレコードの一部をセキュリティ・プロファイルから除外するには、「除外ルール」セクションで「除外ルールの適用」を選択します。
-
「行の追加」アイコンをクリックします。
-
除外ルールを選択します。
ヒント:ルールが有効になっていることを確認します。 無効になっていると効果がありません。
最大3つの除外ルールを追加できます。
-
「次」をクリックします。
個人セキュリティ・プロファイルのプレビュー
「個人セキュリティ・プロファイルの作成: プレビュー」ページで、セキュリティ・プロファイルを保存前にテストできます。
-
「個人アクセス・プレビュー」タブで、セキュリティ・プロファイルに含めた職責範囲を持つユーザーを選択します。 「プレビュー」をクリックすると、次のようになります。
-
ページの「ユーザー要約」セクションに、このユーザーがアクセスできる個人レコードの数が表示されます。
-
このタブの「割当済職責範囲」セクションには、ユーザーの職責範囲が表示されます。
ノート:個人アクセス・プレビューの結果は、この個人セキュリティ・プロファイルのみに基づきます。 他の個人レコードへのアクセスを提供するロールがユーザーに付与される場合もあります。
-
-
このタブの「個人の検索」セクションで特定の個人レコードを検索して、そのレコードにアクセスできるかを確認できます。 検索は、ユーザーの「プレビュー」をクリックしたときに識別された個人レコードが対象になります。 たとえば、プレビューで50件の個人レコードが識別された場合、それら50件の個人レコードが検索されます。
-
このセキュリティ・プロファイルで生成されたSQL述語を表示するには、「個人アクセスのSQL述語」タブをクリックします。
-
完了したら、「保存してクローズ」をクリックします。