移行タスク・フローについて

移行ツールを使用して、Oracle Cloud Infrastructure Classic上のOracle Analytics Cloud - ClassicインスタンスをOracle Cloud Infrastructureに移行します。移行を開始する前に、ターゲットOracle Analytics CloudインスタンスをデータOracle Cloud Infrastructureに準備および設定する必要があります。実行する必要があることを次に示します。

概要

「図migrate_tasks.jpgの説明」

移行の準備

タスク	説明	詳細情報
新規サービスの計画	Oracle Cloud InfrastructureでOracle Analytics Cloudのデプロイメントを計画します。開始前に必要なことを考えてください。	Oracle Cloud Infrastructureでのサービスの計画
注文を完了し、Oracle Cloudアカウントにサインインしてください	Oracle Cloud Infrastructureでサービスを作成するには、Oracle Analytics Cloud (またはOracle Analytics Cloudサブスクリプション)のサブスクリプションが必要です。クラウド・アカウント管理者は、すべての設定タスクを完了できます。	初めてのサインイン
ユーザーとグループの移行	Oracle Identity Cloud Serviceからのユーザーおよびグループの移行埋込みWebLogic LDAPからのユーザーおよびロールの移行	Oracle Identity Cloud Serviceからのユーザーおよびグループの移行埋込みWebLogic LDAPサーバーからのユーザーおよびグループの移行
シングル・サインオンの再構成	(オプション) `samlssodocker`を使用してソース環境でSAMLシングル・サインオン(SSO)が構成されている場合は、ターゲット環境でSSOを設定します。	Oracle Cloud Infrastructure Identity and Access Management 「アイデンティティ・ドメイン」アイデンティティ・プロバイダによるフェデレート Oracle Identity Cloud Service アイデンティティ・プロバイダの追加 Oracle Identity Cloud ServiceとMicrosoft Active Directory Federation Servicesの統合
外部アイデンティティ・プロバイダとの統合	(オプション)ターゲット環境の外部アイデンティティ・プロバイダと統合します。たとえば、セキュリティ・アサーション・マークアップ言語(SAML) 2.0をサポートするMicrosoft Active Directoryおよびその他のアイデンティティ・プロバイダです。	Oracle Cloud Infrastructure Identity and Access Management 「アイデンティティ・ドメイン」アイデンティティ・プロバイダによるフェデレート Microsoft Active Directory (AD) Bridgeの設定 IAMアイデンティティ・ドメインのREST API Oracle Identity Cloud Service Oracle Identity Cloud Serviceのブリッジの管理 Oracle Identity ManagerとOracle Identity Cloud Serviceの統合 Oracle Identity Cloud Service REST API
Oracle Cloud Infrastructureでのサービスの作成	必要なサイズとシェイプを使用してOracle Cloud InfrastructureでOracle Analytics Cloudインスタンスを作成します。ユニバーサル・クレジットを介してサブスクライブする場合は、Oracle Cloud Infrastructure (Gen 2)でOracle Analytics Cloudを使用してサービスを作成します。非従量制サブスクリプションを保有している場合、Oracle Analytics Cloudサブスクリプションを使用してサービスを作成します。	Oracle Analytics Cloudでサービスを作成 Oracle Analytics Cloudサブスクリプションでのサービスの作成
サービスの確認	Oracle Cloud Infrastructureでサービスが起動されて実行中であり、サインインできることを確認します。	サービスの検証とサインイン
データへの接続の再構成	ターゲットOracle Analytics Cloudインスタンスの接続情報を更新します。 Oracle Cloud Infrastructure Classicのデータベースにデータが格納されている場合は、そのデータをOracle Cloud Infrastructureに移動する必要があります。	データに接続
サービスのIPアドレスを許可リストに追加	Oracle Analytics Cloud - ClassicインスタンスのIPアドレスを任意のデータ・ソース許可リストに登録した場合は、Oracle Cloud Infrastructure上の新しいOracle Analytics Cloudインスタンスに対してこのタスクを再度実行する必要があります。	Oracle Analytics CloudインスタンスのIP名またはホスト名の検索

サービスの移行

タスク	説明	詳細情報
スナップショット・オプションの理解	スナップショットの作成時に含めることができる内容、または除外できる内容を理解します。	スナップショット・オプションの理解
ターゲットで移行の準備ができていることを確認し、バックアップを取ります	必要なユーザーおよびロールがターゲット・サービスで使用可能であることを確認し、ロールバックが必要な場合にはスナップショットを取得します。	移行前のターゲット・サービスのバックアップ
ソースのスナップショットの作成	ソース・システムで移行するコンテンツを取得します。	ソースでのスナップショットの取得
スナップショットをローカルにエクスポート	ローカル・ファイル・システムに移行するスナップショットをダウンロードします。	スナップショットのエクスポート
データベース接続の編集	(Oracle Cloud Infrastructure ClassicからOracle Cloud Infrastructureにデータを移行した場合のみ) スナップショット(BAR)からセマンティック・モデルの.rpdファイルを抽出し、新しい接続文字列を追加し、更新されたセマンティック・モデルをターゲット・システムにアップロードします。	接続の編集およびセマンティック・モデルのアップロード
スナップショットをターゲットにインポート	ターゲット・システムにサインインし、スナップショットをインポートします。	ターゲットでのスナップショットのインポート
スナップショット・コンテンツのリストア	保存されたスナップショットのリストで新しくインポートされたスナップショットを選択し、スナップショット内のコンテンツをリストアします。	ターゲットでのスナップショットのリストア
データ・ファイルの移行	(接続の問題が原因でリストア・プロセスが失敗した場合のみ) データ移行ユーティリティを使用して、別の環境のデータ・ファイルを移行およびリストアします。	ファイルベース・データの移行
データ・レプリケーション接続の再構成	(Oracle Cloud Infrastructure ClassicからOracle Cloud Infrastructureにレプリケートされたデータを移行した場合のみ) レプリケートされた表と必要なシステム表が新しいターゲット・データベースに存在することを確認し、データ・レプリケーション接続を編集して新しいデータベースを指定します。	レプリケートされたデータを別のターゲット・データベースに移動
サービス設定の再構成	ターゲット・サービスの様々な管理設定を検証します。	サービス設定の構成
配信のアクティブ化	ソース・サービスへの配信を無効にして、ターゲット・サービスからのコンテンツの配信を開始します。	搬送スケジュールのリストアおよび使用可能
(オプション)他のスナップショットを移行	移行する個々のスナップショットをエクスポートし、必要に応じてターゲット環境にインポートします。	スナップショットのエクスポートスナップショットのインポート

移行後のタスクの完了

タスク	説明	詳細情報
移行したサービスのテスト	移行したコンテンツがOracle Cloud Infrastructureで使用可能であること、およびすべてが予想どおりに機能することを確認します。	移行したサービスのテスト
Oracle Cloud Infrastructure Classicでのサービスのクリーンアップ	不要なリソースはすべて削除します。	Oracle Cloud Infrastructure ClassicでのInfrastructure and Platformリソースのクリーンアップ