クラウドのファイルからのデータのロード
PL/SQLパッケージDBMS_CLOUD
は、クラウド内のテキスト、ORC、ParquetおよびAvroファイルからAutonomous Database内の表へのデータのロードをサポートしています。 また、DBMS_CLOUD
を使用すると、クラウドのData Pumpダンプ・ファイルをAutonomous Databaseの表にロードできます。
DBMS_CLOUD
パッケージは、次のクラウド・サービスからのファイルのロードをサポートしています:
-
Oracle Cloud Infrastructureオブジェクト・ストレージ
-
Azure BlobストレージまたはAzure Data Lakeストレージ
-
Amazon S3
-
Amazon S3-Compatible(次を含む): Wasabi Hot Cloud Storage
-
GitHubリポジトリ
-
Google Cloud Storage
詳細については、「DBMS_CLOUD URIの書式」を参照してください。
- 資格証明の作成と既存の表へのデータのコピー
クラウドのファイルからデータをロードするには、まずオブジェクト・ストレージ資格証明をAutonomous Databaseに格納してから、プロシージャDBMS_CLOUD.COPY_DATA
を使用してデータをロードする必要があります。 - 資格証明の作成および既存の表へのデータ・ポンプ・ダンプ・ファイルのロード
データ・ロードでは、Oracle Data Pumpダンプ・ファイルをソース・ファイルとして使用することもできます。 - Autonomous DatabaseへのJSONのロード
PL/SQLプロシージャDBMS_CLOUD.COPY_COLLECTION
は、JSONドキュメントをSODAコレクションにロードするためのサポートを提供します。 プロシージャDBMS_CLOUD.COPY_DATA
では、Autonomous Databaseの既存の表にJSONデータをロードできます。 - ロードのモニターおよびトラブルシューティング
PL/SQLパッケージ
を使用して実行されたすべてのデータ・ロード操作は、表DBMS_CLOUD
dba_load_operations
およびuser_load_operations
に記録されます: - Autonomous Databaseへのデータのロードの例
様々な形式で、異なるクラウド・ストレージ・プロバイダからAutonomous Databaseにデータをロードする例を示します。
親トピック: Autonomous Databaseへのデータのロード