外部データの問合せ
DBMS_CLOUD.CREATE_EXTERNAL_TABLE
を使用して外部表を作成する必要があります。
プロシージャDBMS_CLOUD.CREATE_EXTERNAL_TABLE
を使用して、アタッチされたファイル・システムまたはローカル・ファイル・システムの外部データを問い合せることもできます。
DBMS_CLOUD.CREATE_EXTERNAL_TABLE
の手順では、次のようなサポートされているクラウド・オブジェクト・ストレージ・サービスの外部ファイルがサポートされます:
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Oracle Cloud Infrastructureオブジェクト・ストレージ
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Azure BlobストレージまたはAzure Data Lakeストレージ
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Amazon S3
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Amazon S3-Compatible(次を含む): Oracle Cloud Infrastructure Object Storage、Google Cloud StorageおよびWasabi Hot Cloud Storage。
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GitHubリポジトリ
この例のソース・ファイルchannels.txt
には、次のデータがあります。
S,Direct Sales,Direct T,Tele Sales,Direct C,Catalog,Indirect I,Internet,Indirect P,Partners,Others
- 外部表のMetadata列
外部表のメタデータは、問合せの実行時にデータの送信元を特定するのに役立ちます。
外部表のMetadata列
外部表のメタデータは、問合せの実行時にデータの取得元を特定するのに役立ちます。
DBMS_CLOUD.CREATE_EXTERNAL_TABLE
、DBMS_CLOUD.CREATE_EXTERNAL_PART_TABLE
またはDBMS_CLOUD.CREATE_HYBRID_PART_TABLE
を使用して作成した外部表には、2つの非表示列file$path
およびfile$name
が含まれます。 これらの列は、レコードの起点となるファイルの識別に役立ちます。
-
file$path
: オブジェクト名の先頭までのファイル・パス・テキストを指定します。 -
file$name
: 最後の「/
」に続くすべてのテキストを含むオブジェクト名を指定します。
たとえば:
SELECT genre_id, name, file$name, file$path FROM ext_genre
WHERE rownum <= 2;
genre_id name file$name file$path
-------- --------- ----------- ----------------------
1 Action genre.csv https://objectstorage.us-ashburn-1.oraclecloud.com/n/namespace-string/b/moviestream_gold/o/genre
2 Adventure genre.csv https://objectstorage.us-ashburn-1.oraclecloud.com/n/namespace-string/b/moviestream_gold/o/genre
非表示列の詳細は、「非表示列」を参照してください。
親トピック: 外部データの問合せ