メンバー・オプション
「メンバー・オプション」は、メンバー・セルの表示を制御します。
「メンバー」オプションはシート・レベルのオプションで、設定しているワークシートに固有です。
ノート:
すべてのデータ・プロバイダが、「表5-1」にリストされているすべてのオプションをサポートしているわけではありません。 特定のプロバイダでサポートされているオプションについては、この項のサブ・トピックを参照してください。
「表5-1」の説明に従ってメンバー・セルの表示のオプションを設定するには、「Smart Viewリボン」で「オプション」をクリックし、左側のパネルで「メンバー・オプション」を選択します。 完了したら、変更の保存に対する選択を行います:
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OK
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デフォルト・オプションとして保存
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すべてのワークシートに適用
ノート:
すべてのワークシートに適用オプションは、PowerPointまたはWordでは使用できません。
前述のオプションの詳細な説明は、シート・オプションを参照してください。
表5-1 メンバー・オプション
| オプション | 説明 |
|---|---|
| 全般 | 全般 |
| ズーム・イン・レベル | ドロップダウン・メニューから次のいずれかを選択し、アド・ホック分析のデフォルトのズーム・レベルを指定します:
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| メンバー名の表示 | ドロップダウン・メニューから次のいずれかを選択し、セルでのメンバー名の表示方法を指定します:
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| インデント | ドロップダウン・メニューから次のいずれかを選択し、階層レベルのインデント方法を指定します:
ノート: Cloud EPM 21.02以降の標準モード・アプリケーションのみ: 「サブアイテム」オプションまたは「合計」オプションを選択する場合は、「Excelインデントの使用(アド・ホック標準モード)」チェック・ボックスも選択する必要があります。 |
| 祖先の位置 | ドロップダウン・メニューから次のいずれかを選択し、階層内の祖先の位置を指定します:
アド・ホック・グリッドでの祖先の位置の指定を参照してください。 ノート: Oracle Essbase (オンプレミス)は、「祖先の位置」オプションをサポートしていません。 |
| Excelインデントの使用 (アド・ホック標準モード) | Cloud EPM 21.02以降の標準モード・アプリケーションの場合のみ: アド・ホック・グリッドのインデントに使用されるネイティブExcelフォーマットを保持します。
このオプションは、「インデント」オプションと組み合せて機能します。 「インデント」が「サブアイテム」または「合計」に設定されている場合、インデントに使用される空白スペースは、一部のユーザーに問題を引き起こす可能性があります。 「Excelインデントの使用」を有効にすると、小計と合計のインデントが正しく処理されます |
| メンバーの保持 | メンバーの保持 ズーム時に表示されるメンバーの選択を参照してください。 |
| 選択項目を含める | 選択したメンバーと、操作の結果として取得されたメンバーを表示します。 |
| 選択したグループ内 | 選択したセルのグループに対してのみアド・ホック操作を実行し、選択されていないセルはそのままにします。 この設定が有意義なのは、グリッドの下位の行として、またはグリッド全体にわたる列として2つ以上のディメンションがある場合です。 「ズーム」、「選択項目のみ保持」および「選択項目のみ削除」の場合。 |
| 選択されていないグループの削除 | 「ズーム・イン」または「ズーム・アウト」では、選択したメンバー、およびズームの結果として取得されたメンバーを除くすべてのディメンションとメンバーが除去されます。 |
| コメントと式 | コメントと式 |
| アドホック操作の式とコメントを保存(ピボットと元に戻すを除く) | 問合せ時にグリッドの式とコメントを保存します。 このオプションをクリアすると、問合せを高速で実行できますが、式とコメントは除去または無視されます。
このオプションが選択されているかどうかにかかわらず、式はピボットまたは元に戻す操作用に保持されないことに注意してください。 「式の充てん」または「拡張コメント処理を有効にする」が選択されている場合は、このオプションを選択する必要があります。 ノート: このオプションは、メンバーとデータ・セルの両方の式に適用されます。 |
| 式の充てん | メンバー・セルに関連付けられている式を、ズーム・インの結果として取得されたメンバーに伝播します。
アド・ホック操作の式とコメントを保持(ピボットを除く)と「Excelフォーマットの使用」の両方が選択されている場合、セルのフォーマットがズーム・インの結果として取得されたメンバーに伝播されます。 ノート: このオプションは、メンバーとデータ・セルの両方の式に適用されます。 |
| コメントと不明メンバーの保存 | Essbaseのみ: スプレッドシートには、データベース・メンバーと一致しないメンバーが含まれている可能性があります。 このオプションを選択すると、コメントまたは不明メンバーに関する警告メッセージなしでアド・ホック・グリッドをリフレッシュできます。
コメントおよび不明メンバーに関するメッセージを表示するには、このオプションがクリアされていることを確認してください。 このオプションがクリアされている場合、このダイアログの「拡張コメント処理を有効にする」オプションとEssbaseのリボンの「コメントの表示」オプションの両方が、このアド・ホック・シートで使用できないことに注意してください。 |
| 拡張コメント処理を有効にする | コメントが含まれているアド・ホック・グリッドでコメントとメンバー名を確認して修正できます。 |
| 数値コメントおよび不明な値の保持(アドホック標準モード) | アド・ホック・グリッドのリフレッシュ時に数値コメントおよびデータ値を保持します。
Webアプリケーション設定で「無効なメンバー/コメントを保持」オプションを選択し、標準モードのアド・ホック・グリッドで無効なメンバーを入力した場合、このオプションは、アド・ホック・グリッドのリフレッシュ時に数値コメントおよびデータ値を保持するかどうかを制御するのに役立ちます。 デフォルトでは、このチェック ボックスはオフになっています。 詳細は、「リフレッシュ後の無効なメンバーおよびコメントの保持」を参照してください。 |
| POV変更時に式を保持 | POVをリフレッシュまたは変更するときに、式をセルに保持します。 それ以外の場合、グリッドの式は失われます。
詳細は、「POV変更後に式を保持」を参照してください。 |
| フレックス・フォーム: POVおよびユーザー変数の変更時にグリッドを保持 | POVまたはユーザー変数の変更後、フレックス・フォームの変更済メンバーを維持します。
このオプションが選択されていないと、フレックス・フォームに追加した行または列は、POVまたはユーザー変数の変更時に削除されます。 詳細は、「POVまたはユーザー変数の変更後のフレックス・フォームでの変更済メンバーの保持」を参照してください。 |
次の項では、プロバイダでサポートされているメンバー・オプションを示します。