パイプラインの作成
パイプラインとレシピを使用してデータ・レプリケーション・プロセスを作成する方法について説明します。
パイプラインについて
パイプラインは、レシピのインスタンスです。これにより、ソース接続、適用するレプリケーション・アクションのタイプ、およびターゲット接続を選択できるようになります。パイプラインを開始すると、レプリケーション・プロセスをリアルタイムで監視できます。
Oracle GoldenGate ExtractおよびReplicatを熟知している方にとっては、パイプラインとはOracle GoldenGateレプリケーション・プロセスの抽象化です。パイプラインを開始すると、GoldenGate Studioで次のことが実行されます:
- ソース・データベースとターゲット・データベースのチェック
- ソース・データベースの抽出
- ターゲット・データベースのロード
- GoldenGate資格証明の作成(オンライン移行のみ)
- Extract (キャプチャ)の作成と実行(オンライン移行のみ)
- Replicat (適用)の作成と実行(オンライン移行のみ)
これらのステップは、パイプラインの詳細ページで、パイプラインの初期化フェーズの間に確認できます。
パイプラインは、ホームページとパイプラインページで表示できます。パイプラインを作成する前に、ソース接続とターゲット接続が作成されていることと、既存のターゲット・データベース/スキーマでORDSおよびREST APIが有効になっていることを確認します。
