GoldenGate Studioリリース・ノート

GoldenGate Studioをインストールして使用する前に、リリース情報を確認してください。このドキュメントは、発行の時点で正確な内容であり、新しいソフトウェア・リリースが公開されるたびに定期的に更新されます。

GoldenGate Studioの新機能

最新のGoldenGate Studioリリースでの新機能について詳細をご確認ください。

機能 説明
23aiコア機能 このGoldenGate Studioリリースには、Oracle GoldenGate 23aiの最新のコア機能も含まれています。詳細をご確認ください
接続 GoldenGate Studioでは、MongoDBMongoDB Atlasをソース接続として使用できるようになり、Oracle Autonomous JSON DatabaseOracle JSONコレクション表をターゲット接続として使用できるようになりました。
新しいレシピの追加 新しいレシピとしてデータベース移行のサポートを使用可能になりました。データベース移行では、初期ロードを実行した後に変更イベントのリアルタイム・レプリケーションを実行することで、ソースからターゲット・データベースにデータが転送されます。このプロセスは、ユーザーが移行を終了してスイッチオーバーを実行するまで続行されます。パイプラインの作成時にこのレシピを選択できます。レシピの概要をご確認ください
クイックスタートの追加 データベース移行を初めて使用する場合に役立つ、手順を追った説明を参照できます。新しいクイックスタート記事「データベース移行の作成」を使用します。

サポート対象

Oracle GoldenGate Studioでソース接続およびターゲット接続としてサポートされているOracle GoldenGateのバージョンを確認するには、「サポートされている接続タイプ」を参照してください。

サポートを受ける方法

Oracle GoldenGate for MongoDB Migrationsは、Oracleサポートの対象ではありません。Oracle GoldenGate for MongoDB Migrationsに関する質問は、Oracle GoldenGate for MongoDB Migrationsコミュニティ・フォーラムで投稿できます。

ソース・コードの公開

オラクルからバイナリ形式で入手するサード・パーティ製技術については、それがそのバイナリのソース・コードの入手権限を付与するオープン・ソース・ライセンスで認可されている場合は、https://www.oracle.com/downloads/opensource/software-components-source-code.htmlから、該当するソース・コードのコピーを入手できます。

Helidonについては、https://github.com/helidon-io/helidonを参照してください。

技術のソース・コードがバイナリとともに提供されていない場合は、文書によるリクエストを次に送付すると、物理媒体でソース・コードのコピーを入手することもできます。

Oracle America, Inc
Attn: Associate General Counsel
Development and Engineering Legal
500 Oracle Parkway, 10th Floor
Redwood Shores, CA 94065

または、https://apex.oracle.com/pls/apex/f?p=34135:1::::::にあるフォームを使用してオラクルに電子メールを送信できます。リクエストに次の内容が含まれていることを確認してください:

ソース・コードをリクエストするコンポーネントまたはバイナリ・ファイルの名前
Oracle製品の名前とバージョン番号
そのOracle製品を入手した日付
お客様の名前
お客様の会社名(該当する場合)
返信先となる郵便住所と電子メール
連絡する必要がある場合のお客様の電話番号。

物理媒体と手続きの費用は無料です。リクエストを送付できるのは、(i)リクエスト対象のコンポーネントまたはバイナリ・ファイルを含むOracle製品を入手した日から3年以内、または(ii) GPL v3の下でコードが認可されている場合(ただし、オラクル社がその製品モデルのスペア・パーツまたはカスタマ・サポートを提供している場合に限る)です。

既知の問題

現在のリリース・バージョンにおける既知の問題について説明します。

ORDSおよびREST APIのターゲット・マッピングのエラー

ターゲット・マッピングでの既存のデータベース/スキーマがORDSおよびREST APIに対して有効になっていない場合は、Oracle GoldenGate Replicatによって、データベース/スキーマでORDSおよびREST APIが有効になっていないというエラーが報告されますが、"ターゲット・データベースのロード"のステップでは「完了済」と表示されます。これは、すべて成功したという誤った印象を与えます。

推奨事項: MongoDB移行パイプラインに含まれているターゲット・スキーマでORDSおよびREST APIが有効になっていることを確認します。パイプラインが作成された後に、マッピング・タブを確認して、含まれているスキーマを表示し、移行に含める必要がないスキーマを除外できます。

パイプラインを手動で停止した後にそれを再び開始できない

パイプラインを手動で停止した後は、「開始」ボタンはアクティブではなく、そのパイプラインを再び開始することができません。

回避策:ブラウザ画面をリフレッシュすると、「開始」ボタンが正しい状態で表示されるようになります。

オンライン移行の実行中にOracle GoldenGate Studioが応答しなくなる場合がある

オンライン移行の実行中に、Oracle GoldenGate Studioのユーザー・インタフェースが応答しなくなる場合があります。

回避策: 次の方法を試すことができます:
  • 要求の厳しいワークロードについてはCPUとRAMを増やす
  • データ移行の完了後にパイプラインを手動で停止する
  • コンテナを再起動する

パイプラインページ内に実行中のオンライン移行パイプラインが見つからない

オンライン移行が長時間実行されているときは、パイプラインページ内でそれが見つかりません。

回避策: 実行中のパイプラインには、Oracle GoldenGate Studioのホーム・ページからアクセスできます。