10.6.12 リレーショナル・データのRDFビュー
Graph Server and Clientリリース25.3以降では、RDFグラフ・サーバーおよび問合せUIのRDFビュー・ウィザードを使用して、RDFビュー・グラフを簡単に作成できます。その後、RDFビュー・グラフでSPARQL問合せを実行して、問合せ出力をビジュアル化できます。
このウィザードには、リレーショナル表の内容をRDFトリプルとして表示するR2RMLマッピングを作成するための、ステップバイステップの構造化されたアプローチが用意されています。また、ウィザードを使用して作成されたマッピングでは、リソースを空白ノードとして表示できません。
ノート:
Oracle Graphには、RDFビューを作成、エクスポートおよび削除するためのサブプログラムも用意されています。詳細は、RDFビューのAPIサポートを参照してください。RDFビュー・グラフは、SPARQL問合せを使用して問い合せることができます。RDFビュー・ウィザードは、次の概念に基づいています:
- リソース・マップ: これらは、グラフ構造内のリソース(ノード)を取得するためのマッピングを表しています。リソース・マップには、エンティティ表の各行のコンテンツを、RDFトリプルのセットとして表示するためのマッピングが含まれています。これらのトリプルは、同じリソースを主語として使用して、そのすべてのプロパティに加えて、行に対応するエンティティも表しています。
- リンク・マップ: これらは、グラフ構造内の2つのリソース間の関係(エッジ)を取得するためのマッピングを表しています。リンク・マップには、関連表の行で取得される各バイナリ関係を表示するためのマッピングが含まれています。RDFトリプルでは、述語が関係のタイプを反映しており、その主語と目的語は参照(ソースおよびターゲット)リソース・マップを使用して取得されるリソースです。
次の項では、ウィザードを使用してRDFビュー・グラフを作成、問合せおよびビジュアル化するステップについて説明します:
10.6.12.1 RDFビュー・ウィザードのスタート・ガイド
この項の手順では、RDFビュー・ウィザードを使用してRDFビュー・グラフを作成するステップについて説明します。ここでは、アプリケーションがデータ・ソースに接続されていることを前提としています。必要なリレーショナル表およびRDFネットワークがデータベースに存在しています。次の図は、ステップの例で使用するスキーマの例を視覚的に表現したものです:
前述の図に示すように、スキーマRDFUは、EMP、JOB_HISTおよびDEPTの3つの表で構成されています。(4番目の表JOB_MENTORもありますが、この例では使用しないため、前の図には示されていません)。3つの表の単一列の主キーは、それぞれEMPNO、JOBNOおよびDEPTNOです。JOB_HIST表には、EMP表およびDEPT表を参照するための外部キーとしてENOおよびDNOがそれぞれ含まれています。
RDFビュー・ウィザードを使用してRDFビュー・グラフを作成するには、次のステップを実行します。
親トピック: リレーショナル・データのRDFビュー
10.6.12.2 リソース・マップの手動作成
次のステップを実行して、RDFビュー・ウィザードの「デザイナ」タブでRDFビュー・グラフのリソース・マップを手動で作成します。
親トピック: リレーショナル・データのRDFビュー
10.6.12.3 リンク・マップの手動作成
次のステップを実行して、RDFビュー・ウィザードの「デザイナ」タブでRDFビュー・グラフのリンク・マップを手動で作成します。
親トピック: リレーショナル・データのRDFビュー

















