1.2.2 Exascaleリソースおよび属性
Exascaleシステム・オブジェクトを記述するメタデータは、リソースのコレクションに編成されます。Exascaleリソースは、Exascaleユーザーがやり取りするプライマリ・オブジェクト(ファイル、ボールト、ストレージ・プール、ボリュームなど)を定義します。
各リソースには、特定の属性セットが含まれています。たとえば、すべてのファイルには、ファイル名、ファイル・サイズ、ファイルを含むボールトの名前など、多数の属性があります。多くの属性(ファイル作成時間など)は、システムによって自動的に移入されます。ファイルのサイズなど、一部の属性はリソースの作成時に設定できますが、アクセス制御リスト(ACL)などの他の属性は作成後に変更できます。
ユーザーは、いつでもExascaleコマンドライン(ESCLI)ユーティリティを使用して、任意のExascaleリソースとその属性に関する情報を表示できます。「リソースと属性の説明」も参照してください。
親トピック: Exascaleのコンポーネントおよび概念