29 管理タスクに対するEPM自動化の使用

EPM自動化ユーティリティを使用して、Account Reconciliationのサービス管理者はサービス・インスタンス内でタスクを実行できます。Account Reconciliationに固有の次のコマンドを使用して、繰り返し実行される数多くのタスクを自動化できます:

• 通貨レートのインポート(importRates)
• プロファイルのインポート(importProfiles)
• 事前にマップされたデータのインポート(「照合コンプライアンス」および「トランザクション照合」の残高(importPreMappedBalances)、「照合コンプライアンス」のトランザクション(importPreMappedTransactions)、「トランザクション照合」のトランザクション(importTmPremappedTransactions)など)
• データ管理のデータ・ロード定義からの残高のインポート(importBalances)
• 照合プロセスを開始する期間へのプロファイルのコピーのインポート(createReconciliations)
• 期間のステータスの設定(setPeriodStatus)
• トランザクション照合の自動照合プロセスの実行(runAutomatch)
• サービス・インスタンスへのファイルのアップロードおよびローカル・ドライブへのファイルのダウンロード(uploadFile)および(downloadFile)
• ユーザーの追加と削除およびチームへのユーザーの追加と削除(addUsers、addUsersToTeam、removeUsers、removeUsersFromTeam)

次に示すような、他のEnterprise Performance Managementビジネス・プロセス全体で使用され、Account Reconciliationに使用できるコマンドもあります:

• アーティファクト・スナップショットのエクスポート、インポートおよび名前変更(exportSnapshot)と(importSnapshotおよびrenameSnapshotまたはcopySnapshotFromInstance)
• assignRole、unassignRoleなどのロール関連
• マッピングのインポートまたはエクスポート(importMappingおよびexportMapping)
• copyFileFromInstance、listFilesおよびdeleteFileなどのファイル関連のコマンド。
• 日次メンテナンス関連のコマンド(getDailyMaintenanceStartTimeおよびrunDailyMaintenance)
• provisionReport、userAuditReportおよびrunDMReportなどのレポート実行。
• その他の便利なコマンドとして、feedback、encrypt、help、login、logout、recreate、resetService、runBatch、runDataRule、upgradeなどがあります。

様々なタスクを実行できるスクリプトを作成し、その実行をスケジューラを使用することで自動化できます。たとえば、サービス・インスタンスから日次メンテナンス・バックアップをダウンロードするスクリプトを作成し、アーティファクトおよびデータのローカル・バックアップを作成できます。

EPM自動化ユーティリティの詳細と使用可能なコマンドの一覧は、Oracle Enterprise Performance Management EPM自動化の操作のコマンドの概要を参照してください。