トランザクション照合におけるトランザクションのパージのベスト・プラクティス

トランザクションのパージから最適な結果を得るために、推奨されるベスト・プラクティスに従います。

トランザクションをアーカイブおよびパージするための適切なアプローチは、次の要因に基づいています:

  • パージされるトランザクションの量
  • データの形状

トランザクションのパージ時の推奨事項

  • 不要になった照合済トランザクションをアーカイブしてからパージします。

    パージする前にトランザクションをアーカイブすることをお薦めしますが、アーカイブせずにパージすることもできます。

  • 営業時間外にトランザクションをパージします

    照合タイプに対するトランザクションのパージ中はその照合タイプはロックされ、トランザクションのインポート、手動でのトランザクションの照合、自動照合の実行などの操作は許可されません。

  • 本番環境をテスト環境にクローニングし、最初にテスト環境でトランザクションをパージします。この実践から得られる知見は、本番環境のトランザクションの効率的なパージに役立ちます。
  • 最初のアーカイブおよびパージ操作時にトランザクションの量が多い場合は、その日の日次メンテナンス(AMW)の再スケジュールを検討してください。管理者用スタート・ガイド日次メンテナンスの管理を参照してください。

    たとえば、AMWが午前1時にスケジュールされ、アーカイブまたはパージ・ジョブが午後11時にまだ実行されている場合、AMWを翌日の午後9時に再スケジュールできます。これにより、AMWを翌日まで遅らせ、アーカイブまたはパージ・ジョブを確実に完了できます。ただし、翌日の午後9時より前に、アーカイブまたはパージ・ジョブの完了後にAMW時間を元のスケジュールに変更することを忘れないでください。

トランザクションの初回のパージについて

アプリケーションのサイズおよびトランザクションの量に応じて、初回のアーカイブに時間がかかる場合があります。ただし、通常のアーカイブおよびパージ・ルーチンが確立されると、後続のアーカイブまたはパージ・ジョブにかかる時間が短縮されます。大規模なアプリケーションでは、定期的なアーカイブおよびパージ・ルーチンを実行することをお薦めします。これを定期的に実行すると、毎回データ・プロセスの量が最小限に抑えられます。

大規模なアプリケーションで最適なパフォーマンスを得るには、トランザクションの経過時間に基づく段階的なアーカイブおよびパージ戦略をお薦めします。これは、履歴データ(18か月より前など)を操作する場合に特に該当します。

履歴データを管理する場合、推奨される方法は次のとおりです:

  • フェーズ1: 18か月より前のデータのアーカイブおよびパージ
  • フェーズ2: 12か月より前のデータのアーカイブおよびパージ
  • フェーズ3: 9か月より前のデータのアーカイブおよびパージ
  • フェーズ4: 6か月より前のデータのアーカイブおよびパージ

通常のアーカイブおよびパージ・ルーチンが確立されると、通常、後続の操作にかかる時間は短くなります。

テスト・インスタンスでのトランザクションのパージの前提条件

  1. テスト・インスタンスをバックアップします。管理者用スタート・ガイドメンテナンス・スナップショットを使用した環境のバックアップと復元を参照してください。
  2. 本番インスタンスをテスト・インスタンスにクローニングします。移行の管理Cloud EPM環境のクローニングを参照してください。

テスト・インスタンスのトランザクションをパージする手順

  1. アプリケーションのバックアップを実行します。
  2. パージする照合済トランザクションの数を評価します。これは、「トランザクション照合」の「トランザクション」タブまたはBI Publisherレポートを使用して実行できます。この数は、トランザクションをパージした後に検証できます。トランザクション照合でのトランザクションの検索を参照してください。
  3. アーカイブまたはパージする必要があるトランザクションを選択します。

    アーカイブまたはパージするトランザクションの量に基づいて、照合済トランザクションの経過時間を指定できます。1つまたは複数のアーカイブおよびパージ操作を実行できます。トランザクションのパージ時の推奨事項を参照してください。

    ノート: デフォルトのバッチ・サイズは200000です。Oracleサポートで推奨されないかぎり、この設定を更新しないでください。

  4. 日次メンテナンス・プロセス(AMW)の時間がアーカイブ時間またはパージ時間と重複していないことを確認します。トランザクションのパージ時の推奨事項を参照してください。
  5. トランザクションをパージします。
  6. プロセスの各ステップにかかった時間をメモします。

ここで得た知見に基づいて、本番インスタンスでトランザクションをパージします。

テストまたは本番インスタンスでアーカイブまたはパージ操作中に懸念が生じた場合は、Oracleサポートでサービス・リクエストを作成してください。

定期的なトランザクションのパージ

初めてトランザクションをパージした後は、定期的にトランザクションをパージすることをお薦めします。このプロセスはEPM自動化で自動化できます。

トランザクションを定期的にパージする手順

  1. 本番インスタンスで実行したパージ・プロセスから得た知見を適用します。
  2. 自動パージ・スケジュールをテスト・インスタンスで推奨設定を使用してテストします。

    照合済トランザクションをアーカイブしてからパージする方法が推奨されますが、次のいずれかの方法も選択できます:

  3. 自動パージ・スケジュールを本番インスタンスにデプロイします。