照合コンプライアンスのレポート・バインダについて

レポート・バインダは、オフライン表示のために印刷または使用できる複数のバージョンの照合を作成する場合に使用します。

レポート・バインダを生成すると、1つのZIPファイルに出力されます。ZIPファイル名は、レポート・バインダに指定した名前です。レポートのページは、必要に応じてセクションごとに改ページを入れて、1つのHTMLレポートにまとめられるので、印刷コマンドによりレポートを印刷できます。トランザクションの詳細を含めるように選択すると、照合の各サマリーの後に完全なトランザクション・レコードが含められます。添付を含める選択をすると、添付へのリンクが含まれる別の添付付録が作成され、別に印刷できます。添付は、別々のフォルダにダウンロードされます。

レポート・バインダは、次のフォーマットを含むZIPファイルとして生成されます:

  • レポートのサマリー: バインダに含まれる照合のハイパーリンク付きのリストが格納されます。

  • 照合トランザクションの詳細: 照合ごとに1つのファイルが作成されます。構成は、照合アクション・ダイアログ・ボックスの構成と非常によく似ています。ファイルには、少なくとも照合に含まれる各タイプのトランザクションのリストが含まれます。トランザクションの詳細を含めるように選択すると、トランザクションごとに完全なレコードの詳細が提供されます。

  • 添付: 照合に対する添付が格納されたフォルダが照合ごとに1つ含まれます(ただし、バインダの作成時に添付を含めることを選択した場合のみ)。

レポート・バインダをZIPファイルとして保存した場合、ZIPファイルからすべてを抽出すると、レポート・バインダと同じ名前のディレクトリ構造が作成されます。このディレクトリでHTMLページを開くことで、レポート・バインダを表示できます。

レポート・ページには、次の情報が含まれます:

  • 勘定科目名
  • 警告
  • 残高のサマリー
  • 追加プロパティ
  • ワークフロー
  • 履歴
  • 質問
  • 添付
  • コメント

Note:

以前に残高レポート(「残高レポートのサマリー」または「残高レポート・トランザクション」)を生成して照合に添付した場合、これらのレポートはレポート・バインダの生成時に含まれます。