照合コンプライアンスでのレポート・バインダの使用

レポート・バインダは、オフライン表示のために印刷または使用できる複数のバージョンの照合を作成する場合に使用します。レポート・バインダは、監査要求を満たすことができます。監査対象の照合のサブセットが含まれるバインダを作成でき、監査人をトレーニングする必要はありません。

レポート・バインダは、管理者が「アプリケーション」「構成」の順に選択した「期間」オプションから生成できます。すべてのユーザーが、「ワークリスト」「アクション」からレポート・バインダを生成できます。

「アプリケーション」「構成」「期間」の順に選択して生成するレポート・バインダには、選択した期間のすべての照合が含まれます。「ワークリスト」から生成するレポート・バインダでは、リストに表示されたすべての照合を含むバインダを作成することも、選択したレコードのセットを使用するようフィルタすることもできます。「ワークリスト」からバインダを生成すると、そのバインダには複数の期間の照合が含まれます。

レポート・バインダは、次のフォーマットを含むZIPファイルとして生成されます:

  • レポートのサマリー: バインダに含まれる照合のハイパーリンク付きのリストが格納されます。

  • 照合トランザクションの詳細: 照合ごとに1つのファイルが作成されます。構成は、照合アクション・ダイアログ・ボックスの構成と非常によく似ています。ファイルには、少なくとも照合に含まれる各タイプのトランザクションのリストが含まれます。トランザクションの詳細を含めるように選択すると、トランザクションごとに完全なレコードの詳細が提供されます。

  • 添付: 照合に対する添付が格納されたフォルダが照合ごとに1つ含まれます(ただし、バインダの作成時に添付を含めることを選択した場合のみ)。