カスタム・レポートを効率的に設計およびテストするには、ベスト・プラクティスに従います。
照合タイプのトランザクションのカスタム・レポート
特定の照合タイプのトランザクションをリストするカスタム・レポートを作成するとします。このレポートのカスタム問合せを作成する最も迅速でエラーが発生しない方法は、必要な照合タイプの照合タイプ・ビューで自動生成問合せを使用する方法です。
たとえば、POS to Bank照合タイプのすべてのトランザクションをリストするカスタム問合せを作成するとします。この照合タイプには2つのデータ・ソースが含まれます。このカスタム問合せを作成するには:
カスタム問合せの作成中に、コピーした問合せを「新規問合せ」ダイアログの「問合せ」フィールドで使用します。
カスタム・レポートの迅速なテスト
カスタム・レポートの作成および生成の重要なステップの1つは、レポート・テンプレートの作成です。ただし、レポート・テンプレートの作成には時間と計画が必要です。必要なレポート・テンプレートの作成に時間を費やすことなくカスタム・レポートを迅速にテストするには、レポートのテンプレートとして空の.rtfファイルをアップロードします。
レポート定義の作成時に、「新規レポート」ダイアログの「テンプレート」フィールドで空の.rtfファイルをアップロードします。そして、このカスタム・レポートの生成時に、「出力フォーマット」として「csv」を選択します。
カスタム・レポートの設計およびテスト時のナビゲーションの最小化
カスタム・レポートのテスト時に、Account Reconciliationアプリケーションの「レポート構成」と「レポート」を頻繁に切り替える必要がある場合があります。カスタム・レポートを定義するときに、ホーム・ページで「レポート構成」をクリックし、「レポートの編集」ダイアログを使用してレポート・プロパティを定義します。このカスタム・レポートをテストするには、ホーム・ページで「レポート」をクリックし、カスタム・レポートを選択して「生成」をクリックします。レポートが実行されて結果を表示した後、修正する必要がある生成エラーまたは更新する必要がある定義がある場合は、「レポート構成」に再度移動する必要があります。
カスタム・レポートを同時に開発およびテストするには、Account Reconciliationにログインし、「レポート構成」に移動してカスタム・レポートを開発できます。次に、別のブラウザまたはプライベート・ウィンドウを使用して別の新しいAccount Reconciliationセッションを作成し、資格証明を使用してログインします。新しいセッションのホーム・ページで「レポート」に移動します。これで、これらの2つのセッションを切り替えてカスタム・レポートを同時に開発およびテストできるようになりました。