問合せの作成が、カスタム・レポートの作成の最初のステップです。
問合せの作成には次の3つの方法があります:
問合せを作成するには:
「タイプ」で、次のタイプのいずれかを選択します。
パラメータ問合せ
「パラメータ問合せ」タイプは、このパラメータの値に指定できるオプションのリストを表示するために使用されます。「パラメータ問合せ」では、レポート問合せに対するパラメータの値の入力時に使用されるオプションのリストを表示できます。このオプションのリストはすでに定義済の単純な属性ではなく、定義が必要とされる複雑な問合せです。
レポートへのパラメータ問合せの選択の例については、レポートへのパラメータ問合せの追加を参照してください。
レポート問合せ
レポートに含めるレコードを選択します。設計中のレポートにパラメータが含まれる場合は、レコードを表示しない、またはすべてのレコードを表示するようにレポートを設計できます。
照合コンプライアンスのために、セキュリティ・フィルタを適用できます。これによって、ユーザーには各自の役割に基づいて参照を許可されているデータと、割り当てられている照合のみが表示されます。レポート問合せにセキュリティ・フィルタを適用するには、問合せのWHERE CLAUSE文の最後に次の構文を追加します:
照合コンプライアンス: $ARM_SECURITY_CLAUSE$
WHERE $ARM_SECURITY_CLAUSE$ AND ReconciliationEO
問合せで$ARM_SECURITY_CLAUSE$
を使用する際、ARM_RECONCILIATIONS
はReconciliationEO
に別名設定される必要があります。
注:
Account Reconciliationに含まれる多くの事前定義済問合せにはセキュリティ・フィルタが適用されているため、独自のものを作成する際例として使用できます。
問合せの例は、下記の「照合コンプライアンスの例」を参照してください。
「問合せの生成」をクリックし、レポート問合せを生成します。詳細は、問合せの生成を参照してください。
必要な詳細を入力して「問合せの生成」ダイアログを閉じると、生成されたレポート問合せが「問合せ」に表示されます。
注:
レポート内にパラメータが必要な場合は、レポート問合せSQLにパラメータを追加します。パラメータ名は任意の名前にできますが、ティルデ(~)で囲む必要があります。次の項の例を参照してください。次のいずれかのアクションを行います:
「検証」をクリックして、問合せにエラーがあるかどうかをテストします。
「プランの検証と説明」をクリックして、問合せにエラーがあるかどうかをテストし、この問合せの実行に使用されるプランを生成します。生成されたプランは、問合せと同じ名前を使用する.txt
ファイルに格納されます。生成されたプランは表示またはダウンロードできます。
生成されたプランには、問合せの実行に使用される一連のステップが含まれています。プランを使用して、最適でない問合せパフォーマンスを引き起こす可能性のある問題を特定します。その後、問合せを調整してパフォーマンスを向上できます。
注:
デフォルトでは、実行プランの生成はOCI (Gen 2)環境でのみ使用できます。クラシック環境で使用可能にするには、サービス・リクエストを使用してオラクル社にお問い合せください。BI Publisherでテンプレートとして使用するサンプルXMLファイルを問合せから生成するには、「サンプルXMLの生成」をクリックします。
注:
「アクション」メニューを使用すると、簡単に問合せを削除したり、複製できます。