照合やトランザクションなどのオブジェクトに対するアクセス権がある場合、またはアラート・リストからそれを作成できる場合、Account Reconciliationでそのオブジェクトからアラートを作成できます。
アラート・タイプなどの情報を指定し、アラートを作成すると、「アラート・アクション」が開きます。必要に応じて、アラートに対するアラートを作成できます。たとえば、ネットワークおよび電源の問題に対して個別に作業するために、システム・ダウンの問題のサブアラートを作成できます。
オブジェクトに対してアラートを作成すると、そのオブジェクトに固有のアラート・タイプ、および汎用アラート・タイプのみ使用できます(たとえば、アラートの作成時に常に使用できる基本アラート)。照合から直接アラートを作成する場合は、汎用アラート・タイプのみを使用できます。
作成したアラートの最初のステータスは「オープン(所有者)」になります。
Note:
アラートは、ロックされたオブジェクトに関連付けられている場合でもオープンのままにすることができます。
アラートのワークフローは次のとおりです:
Table 17-1 アラート・ワークフロー
役割 | アクション |
---|---|
所有者(アラートを開始したユーザー) |
送信 再オープン(アラートを所有者に戻す) |
担当者 |
送信 情報の要求(アラートを所有者に返信する) |
Approver1 |
承認 却下(アラートを担当者に返信する) |
承認者N |
承認 却下(アラートを担当者に返信する) |
チームに役割が割り当てられている場合、チーム・メンバーがアラートを「請求」または「リリース」できます。「承認者1」がチームIDに設定された場合、「アラート・アクション」を開いているチーム・メンバーは「請求」を押す必要があり、これにより「承認」、「却下」および「リリース」が表示されます。
参照: