調整処理ロジックの理解

  • 調整属性の条件が「完全一致」に設定されている場合、調整は作成できません。
  • 調整属性の照合プロセス制限が-0/+0に設定されている場合、調整は許可されません。
  • 許容差が許可される照合があり、実際の制限金額を含む指定された許容差内で照合が失敗した場合、調整が許可されます。たとえば、照合の制限が-150から+150に設定されている場合、150を超える金額および-150未満の金額は失敗します。
  • 調整を含む照合の下限および上限の値が両方とも空白の場合、調整は制限なしで許可されます。これにより、片側調整を処理できます。
  • 下限の照合制限内にあり、上限が空白の場合、調整が許可されます。たとえば、下限の値が+150に設定され、上限の値が空白の場合、値が$-2000.00の調整を作成できます。
  • 片側調整を作成できるかどうかを判別するためにのみ、調整属性条件が確認されます。
  • 照合コンプライアンスに統合されているトランザクション照合プロファイルでは、照合セットに含まれる1つ以上のトランザクションの会計日付がパージ最終日よりも前である場合、調整は削除できません。
  • データ・ソース属性からマップされた調整属性の場合、調整の値は、手動照合の実行中に選択された最初のトランザクションからコピーされます。

  • 「会計日付」には現在の日付が表示されます。この日付は照合の調整会計日として設定されます。「トランザクション照合調整カットオフ時間」設定が会計日に与える影響の詳細は、Account Reconciliationの設定と構成期限日の設定を参照してください。
  • ユーザーは、調整会計日付がロック最終日より前であるクローズ済調整をオープンできません。サービス管理者の場合、クローズ済調整のオープンの確認を求めるプロンプトが表示されます。