調整を使用すると、有効な理由のために金額に差異があるトランザクションを照合できます。手動照合ルールで許容差が許可されるよう構成されている場合、(完全一致ではなく)調整を含む一致を作成できます。
容認可能な許容差内のトランザクションを選択し、「照合」をクリックすると、「選択されたトランザクション」ダイアログに選択したトランザクションが表示され、調整の詳細を入力できます。「調整を含む照合」をクリックし、照合を作成します。
調整の例
特定のトランザクションで、売掛金と買掛金の金額が異なる場合があります。2つの金額の差異を正当化するために、調整を入力できます。
これらを処理するには:
注:
「すべて選択」チェック・ボックスを使用してすべてのトランザクションを選択することもできます。数値属性の場合、表示される値は、属性の定義時に設定された精度に基づきます。差異金額の精度は、プロファイルで有効になっている最下位の通貨バケットのデフォルト通貨の通貨コードから継承される調整属性と同じになります。
調整属性がグループ属性の場合、そのメンバー属性は「調整」セクションの別々のノードの下に表示されます。
調整処理ロジックの理解
データ・ソース属性からマップされた調整属性の場合、調整の値は、手動照合の実行中に選択された最初のトランザクションからコピーされます。
「会計日付」には現在の日付が表示されます。この日付は照合の調整会計日として設定されます。「トランザクション照合調整カットオフ時間」設定が会計日に与える影響の詳細は、Account Reconciliationの設定と構成の期限日の設定を参照してください。