フォーマット・ルールの操作

フォーマット・ルールは、照合ワークフロー、照合添付の要件、またはプロファイル属性/照合属性の値に影響します。ルールはプロファイル・ルールタブに読取り専用形式で表示されます。

附随する照合がすでに存在する場合にのみ、ルールはトランザクション条件のみを評価します。

使用可能なルール:

自動照合およびルールの優先順位を参照してください。

  • 照合の自動承認 - 指定された条件を満たしている場合にのみ、指定された承認が自動的に完了します。

    このルールに適用される条件の例:

    • 残高が指定の範囲外にある場合。

    • 残高が指定された金額または割合を超えて、いくつかの前期間から変動する場合。

    • 前の照合に、指定の基準を満たすトランザクションまたはその他の条件がある場合。

    • 属性に指定の値がある場合(計算済属性を含む)。

    条件を満たすと、指定のレビュー担当者レベルが完了としてマークされ、ワークフローが次のレベルに進むか、他に確認レベルがない場合はワークフローがクローズ済になります。

    このルールは再実行できます。

    フォーマットまたはプロファイル・ルールによってどの役割が自動的に完成されるかをモニターするには、次のステップを実行します。

    1. 「照合」画面から、「アクション」「列の選択」の順にクリックします
    2. ルールが自動的に実行され、照合が送信されたことを示す場合は、「自動送信済」を選択します。
    3. その役割を自動的に完成するためにルールが使用されたことを示す場合は、「自動承認済(レベル1)」を選択します。

    たとえば、「説明なし差異」が0.00の際は自動承認するようにレビュー担当者1役割のルールを設定済の場合、「自動承認済(レベル1)」と呼ばれる列は、その役割を自動的に完成するためにルールが使用されたことを示します。ただし、自動照合方法を使用して自動的に照合された照合は、照合が自動照合されたかどうか、そしてどの自動照合方法が使用されたかを示す別の列としてそのまま残されます。

  • 照合の自動送信 - 指定された条件を満たしている場合にのみ、照合を自動的に送信します。調整ステータスがオープン(レビュー担当者)に変更されたときに実行されます。

    このルールに適用される条件の例:

    • 残高が指定の範囲外にある場合。

    • 残高が指定された金額または割合を超えて、いくつかの前期間から変動する場合。

    • 前の照合に、指定の基準を満たすトランザクションまたはその他の条件がある場合。

    • 属性に指定の値がある場合(計算済属性を含む)。

    条件を満たすと、指定のレビュー担当者レベルが完了としてマークされ、ワークフローが次の確認レベルに進むか、他に確認レベルがない場合はワークフローがクローズ済になります。

    このルールは再実行できます。

  • 照合承認の防止 - 属性値または他の特性に基づいて、照合が承認されないようにします。

  • 照合送信の防止 - 属性値または他の特性に基づいて、照合が送信されないようにします。

  • 照合添付が必要 - 照合の主要添付セクションに添付が追加されていない場合に照合が送信されないようにします。属性値、またはどのような場合に添付が必要になるかを指定する他の特性に基づいて、条件が設定されます。

    例: 期間の頻度に基づいて策定者期間を設定します。ルール構成でサポートされる値設定のタイミング: プロファイルが期間にコピーされる前。

  • 照合却下の防止 - 特定の条件下でレビュー担当者による却下を阻止します。このルールは、レビュー担当者が「却下」をクリックすると実行されます。
  • 更新時に電子メールを送信 - 特定の条件が満たされて照合が保存されたときに電子メールが送信されます。

    注:

    このルールは、属性の設定など照合に対する操作を行うと実行されるよう設計されます。日付のリセットなどの「アクション」ダイアログ以外で行われる照合に対する操作では実行されません。
  • 属性値の設定 - ルール定義で指定されている条件に基づいて、属性値を指定の値に設定します。このルールを使用すると、標準属性に対してルールを構成できます。このルールは再実行できます。
  • アラートの作成 — ルール定義の指定に従って、アラートを作成し、割り当てます。

 フォーマット・ルールを操作するには:

  1. ホームから「アプリケーション」「構成」「フォーマット」の順にクリックします。
  2. フォーマットをダブルクリックします。
  3. フォーマットの編集で「ルール」タブを選択します。次の情報を表示できます:
  4. ルールの作成、編集、複製、削除または並替えを行うには、「ルール」タブで適切なボタンをクリックし、必要に応じて次の項目を更新します。
    • ルール - ルールを選択します。

    • 説明—オプション。ルールを構成した理由と、ルールの使用方法を説明します。

    • メッセージ(一部のルールについて):

      • 策定者へのメッセージ - 照合送信の防止ルールおよび照合添付が必要ルールでの策定者へのオプションのメッセージを定義します。

      • レビュー担当者へのメッセージ - 照合承認の防止ルールでの策定者へのオプションのメッセージを定義します。

    • レビュー担当者レベル - 「すべてのレベル」を選択してすべてのレビュー担当者レベルにルールを適用するか、特定のレビュー担当者レベルを個別に選択します。1つ以上のレビュー担当者レベルを選択する必要があります。

    • 「フィルタの作成」 を選択して条件セクションに移入するか、「保存済フィルタの使用」を選択してからフィルタを選択します。ルールに対して選択および構成するフィルタによって、ルールの適用をトリガーする条件が決まります。

    • 条件 -

      • 「保存済フィルタの使用」を選択した場合、「条件」セクションに保存済フィルタに関連付けられた条件の読取り専用バージョンが表示されます。

      • 「フィルタの作成」を選択した場合、「条件」セクションが有効になります。

        「組合せ」、「ソース」、「属性」、「演算子」および「値」は、既存の高度なフィルタ機能の場合と同様に動作します。フィルタを作成する際は次の属性を使用できます。

        • 照合およびトランザクション属性として分類される計上属性を含む、あらゆる照合またはトランザクション属性

        • 期間頻度

    注:

    ルール定義を変更すると、追加情報が監査ログに追加されます。「履歴」タブと監査レポートの両方に変更を表示できます。

    ルールを含むフォーマットの使用に関するビデオを見るには、次のリンクをクリックしてください:ルールを含むフォーマットの使用のビデオ