デフォルトの属性マッピングについて

照合プロセスに対してデフォルトの属性マッピングを定義できます。

デフォルトの属性マッピングでは、許容差を「許容差の範囲内で一致」に設定し、「使用」「照合プロセス制限」に設定して照合ルールの照合プロセス制限が構成されます。デフォルトでは、ソース・システムおよびサブシステムの調整属性を使用してデフォルトの属性マッピングが作成されます。このマッピングの「デフォルトの許容差」は-0から+0に設定されます。このデフォルトの属性マッピングを編集して、許容差の限度を変更できます。ビジネス要件に基づいて、追加のデフォルトの属性マッピングを作成できます。

たとえば、ソース・システムの調整属性がAmountであり、サブシステムの調整属性がInvAmountの場合、AmountおよびInvAmountをデフォルトの許容差の-0から+0と照合するためにデフォルトの属性マッピングが作成されます。要件に合せて、これを-1から+1に編集できます。AmountおよびInvAmountを使用するルール条件を作成し、「照合タイプ」「許容差の範囲内で一致」に、「使用」「照合プロセス制限」に設定すると、下限および「上限」の値はそれぞれ-1および+1にデフォルト設定されます(デフォルトの属性マッピングに指定されている許容差の限度)。