ルール条件を設定することで、どの属性を照合相手とするか、正確に一致する必要があるかどうか、許容差を許可するかどうかを決定します。
ルール条件を使用すると、ソース・システムとサブシステムの属性間のデフォルトの関係を定義することにより、複数ソースの照合プロセスの照合ルールを定義しやすくなります。
ソース・システムまたはサブシステムにグループ属性が含まれている場合は、ルール条件の定義時にそのすべてのメンバー属性を使用できます。
ルール・タイプのリストは、フォーマットによって異なります。次に例を示します。
「残高の比較(トランザクション照合あり)」は、2つのソースの照合に対応し、1対1、1対多、多対1、多対多を使用できます。
1対1は、ソース・システムの1つのトランザクションが、サブシステムの1つのトランザクションと照合されることを意味します。
1対多は、ソース・システムの1つのトランザクションが、サブシステムのルール条件を満たすすべてのトランザクションと照合されることを意味します。
1 +対1-は、1つのプラスのトランザクションが、1つのマイナスのトランザクションと照合されることを意味します。
1+対多–は、1つのプラスのトランザクションが、ルール条件を満たすすべてのマイナスのトランザクションと照合されることを意味します。
たとえば、3つのデータ・ソースが定義されていて、照合プロセス1で2つのソースを、照合プロセス2で1つのソースを使用する場合は、ソース・システムおよびサブシステムに割り当てるデータ・ソースの名前を選択します。次に、フォーマットを選択しますが、使用可能なフォーマットのリストは、照合プロセスに割り当てられているデータ・ソースの数によって異なります。