コンテンツ・アイテム

コンテンツ・アイテムとは、アセットとして扱われ、リポジトリ内で管理される構造化されたコンテンツの要素です。この種のコンテンツは、任意のファイルまたはレイアウトとは別に存在します。コンテンツ・アイテムは、基本的にコンテンツ・タイプの個別のインスタンスであり、この構造化されたコンテンツが何で構成されているかを定義しています。たとえば、タイトル、本文、執筆者および写真で構成される'Article'と呼ばれるコンテンツ・タイプがあるとします。各記事は、タイトル、本文、執筆者および写真の特定の組合せで構成されるコンテンツ・アイテムに保存されます。これらの各要素は、Oracle Content Management内にそれ自体のアセットとして存在しますが、記事全体は、別のアセットとしても管理されます。コンテンツ・アイテムの要素はすべて、まとまった1つのグループとして、または様々なレイアウトやフォーマットで別々に、必要な場所で使用できます。

「コンテンツ・アイテム」ページ

注:

Oracle Content Management Starter Editionを使用している場合、アセットのサポートは制限されます:
  • 5,000アセットのみ
  • 5カスタム・アセット・タイプのみ
  • アーカイブおよび保持はサポートされません
  • 翻訳はサポートされません
  • スマート・オーサリングはサポートされません

アセットの数を増やし、完全な機能セットを利用するには、Premium Editionにアップグレードします。

コンテンツ・アイテムは、格納されているリポジトリに設定されたチャネルポリシーとローカリゼーション・ポリシーに従い、他のデジタル・アセットと同じ公開プロセスをたどります。コンテンツ・アイテムは必要に応じて複数の言語に翻訳でき、各バージョンのアイテムは個別のワークフローをたどります。つまり、フランス語バージョンは、たとえばスペイン語バージョンまたは英語バージョンとは別に管理できます。英語バージョンが発行されて使用されている場合に、フランス語バージョンはレビュー中、スペイン語バージョンはドラフト段階ということがあります。

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