アセット管理でのアイテムの追加および削除は、ファイルの場合とほとんど同じ方法で行います。
コンテンツは、ローカル・コンピュータから、またはOracle Content Managementアカウントのファイルから、あるいは他のソースから(管理者が有効にしている場合)アップロードできます。
最初にトピックを選択します。
アセットを簡単に見つけられるようにする
アセットを見つけやすくする方法がいくつかあります:
- アセットはすべて、アセットを追加するときに選択した特定のリポジトリで管理されます。ユーザーは、アセットを検索または使用する前にリポジトリを選択します。
- アセットをリポジトリ内のコレクションに追加して、関連付けられたアセットとともにグループ化することができます。コレクションを使用すると、ユーザーは、サイトで使用されるすべてのアセットや部門で使用されるすべてのアセット、あるいはニーズに適したその他のグループが表示されるように選択内容を絞り込むことができます。
- PDF、Microsoft Wordドキュメント、その他のテキスト・ドキュメントなどのデジタル・アセットは全文索引付けされるため、ユーザーはドキュメント内の任意のテキストを検索できます。
- リポジトリ管理者がリポジトリでスマート・コンテンツを有効にしている場合、イメージはイメージのコンテンツに基づいて自動的にタグ付けされます。
- ユーザーが検索する可能性のあるキーワードを追加することにより、アセットに手動でタグ付けできます。
- 表示しているリポジトリにタクソノミが関連付けられている場合、「カテゴリ」をクリックしてアセットをカテゴリを割り当てることができます。カテゴリは、ビジネス構造にマップされた階層組織であり、ユーザーは、それにドリルダウンして必要なものを見つけることができます。
- ドキュメント・アセットで、リポジトリ管理者がリポジトリでスマート・コンテンツを有効にしていて、タクソノミがリポジトリに関連付けられている場合、ドキュメントのコンテンツに基づいたカテゴリの提案が表示されます。ドキュメントには少なくとも1 KBのテキストが含まれている必要があり、テキストの最初の10 MBのみが提案用に分析されます。
アセットの追加
アセットを追加するには:
- アイテムの追加は次のいずれかの方法で行います。
- 「アセット」ページからアイテムを追加します。
「アセット」ページで、リポジトリを選択し、オプションでアイテムを追加するコレクションを選択します。次に、「追加」をクリックし、オプションを選択します。
- ドキュメントから追加 - Oracle Content Managementドキュメントから1つ以上のアイテムを選択します。
アイテムのコピーが作成され、リポジトリに新規アセットとして追加されるため、ドキュメントのバージョン番号に関係なく、リポジトリにバージョン1としてリストされます。たとえば、ドキュメントのv3を選択し、それをアセットとして追加すると、リポジトリ内のアセットを表示したときにv0.1としてリストされます。リポジトリに格納されたアイテムには影響を与えずに、ドキュメント内の元のアイテムを変更または削除できます。
- このコンピュータから追加 — コンピュータから1つ以上のアイテムを選択します。
- サードパーティ・クラウド・ストレージ・プロバイダから追加 — 管理者が他のサードパーティのクラウド・ストレージ・プロバイダを統合し、リポジトリ管理者が選択したリポジトリにコネクタを追加した場合、それらのプロバイダからインポートするオプションが表示されます。新しいプロバイダから最初にインポートする場合、サインインする必要があります。その後、アカウントから1つ以上のアイテムを選択できます。
必要に応じて、後でプロバイダに対するアクセス権限を取り消すことができます。
- デスクトップ・コンピュータからのコンテンツのドラッグ・アンド・ドロップ。
「アセット」ページで、リポジトリと、オプションでアイテムを追加するコレクションを選択したことを確認します。その後、ローカル・ファイルからコンテンツを見つけ、それを「アセット」ページにドラッグします。
- ドキュメント・リストからのコンテンツの選択。
「ドキュメント」ページで、アイテムを選択し、アセットに追加を選択します。アイテムを追加するリポジトリを選択します。アイテムをリポジトリに追加するには、そのリポジトリのメンバーである必要があります。使用するリポジトリがリストに表示されていない場合、そのリポジトリのメンバーではない可能性があります。
アイテムのコピーが作成され、リポジトリに新規アセットとして追加されるため、ドキュメントのバージョン番号に関係なく、リポジトリにバージョン1としてリストされます。たとえば、ドキュメントのv3を選択し、それをアセットとして追加すると、リポジトリ内のアセットを表示したときにv0.1としてリストされます。リポジトリに格納されたアイテムには影響を与えずに、ドキュメント内の元のアイテムを変更または削除できます。
- リポジトリに追加ダイアログに、ファイル名、ファイル・サイズ、アイテムに適用される関連アセット・タイプ、ステータスなどの追加するアイテムのリストが表示され、選択したアセット・タイプにデータ・フィールドがある場合は属性アイコン(
)が表示されます。アセットを追加する前に、ダイアログで次のアクションを実行する必要がある場合、または実行したい場合があります。
イメージ・レンディションの追加(アセット・リポジトリのみ)
イメージの公開先のチャネル(モバイル、タブレット、Webなど)に合せてカスタム・レンディションをアップロードできます。リポジトリにイメージを追加すると、イメージの大、中、小およびサムネイルのレンディションがOracle Content Managementによって自動的に生成されます。これらのレンディションを使用することも、ニーズに合った独自のレンディションを作成することもできます。
アセットの削除
重要:
アセットを削除した場合、それは完全に削除されます。アセットは、後で回復できるごみ箱には移動されません。
アセットを削除する手順:
- 「アセット」ページで、削除するアイテムを選択します。
- 「削除」をクリックします。
次に、アセットを削除する際の考慮事項について示します。
- 公開されているアセットを削除することはできません。アセットは、最初に非公開にする必要があり、その後、削除できます。公開されているアセットを選択した場合、削除オプションは使用できません。
- 一連の翻訳済コンテンツ・アイテムのマスターを削除すると、そのすべての翻訳も削除されます。
- コンテンツ・アイテムで使用されているアセットを削除することはできません。たとえば、コンテンツ・アイテムでイメージが参照されている場合、そのイメージは削除できません。