コミット・ポリシーの作成および有効化

アプリケーション、ディメンション、階層セットおよびノード・タイプのインスペクタの「ポリシー」タブでコミット・ポリシーを作成し、有効化します。データ・チェーン・オブジェクトの要求アイテムに対してコミット・ステージを必須とするには、データ・チェーン・オブジェクトでポリシーを有効化する必要があります。

コミット・ポリシーを作成して有効化するには:

  1. データ・オブジェクトのオブジェクト・インスペクタを開きます。次の例を参照してください。
  2. 「ポリシー」タブで、「作成」をクリックします。
  3. 「ポリシー・タイプ」から「コミット」を選択し、ポリシーの名前および説明(オプション)を入力します。「作成」をクリックします。

    新しいポリシーがポリシー・インスペクタに表示されます。

  4. (オプション)ポリシー・インスペクタの「全般」タブで、「編集」をクリックし、ポリシー名または説明を変更します。「保存」をクリックします。
  5. 「定義」タブで、「編集」をクリックし、ポリシー設定を定義します。
    フィールド名 有効な値
    有効 ポリシー設定に影響を及ぼさずに、ポリシーを有効化または無効化できます。デフォルトでは、これは「False」に設定されています。
    コミット方法 コミット・ポリシーに対して自動的に「並列」(複数のコミット者を同時に招待)に設定され、変更できません。
    必要な合計 コミット・ポリシーに対して自動的に「1」に設定され、変更できません。コミット・ポリシーを履行するために1つのコミットのみが必要です。
    送信者を含む 要求送信者がコミット者でもある場合に、送信者のコミットが自動的に許可されるように指定する場合に選択します。

    Note:

    「送信者を含む」が無効になっている場合、要求送信者は、コミット・ポリシーにリストされている場合でもコミット者として招待されません。
    リマインダ通知 現在の招待者にリマインダ電子メールが送信するまでの経過日数を入力します。

    Note:

    ゼロに設定すると、現在の招待者がコミットに対するアクションを実行していない場合も、招待者にリマインダは送信されません。

    コミット・エスカレーション ポリシー内のデータ・オブジェクトに対するデータ・マネージャ権限を持つユーザーに要求コミットがエスカレーションされるまで、送信されるリマインダの数を入力します。

    Note:

    これがゼロに設定されている場合、タイムアウト時に要求はエスカレーションされません。

    ポリシーのリマインダおよびエスカレーションを参照してください
    ポリシー順序 ポリシーの順序に番号を割り当てます。同じ番号のポリシーはグループとして履行されます。グループ内のすべてのポリシーが履行されると、次の順序番号のポリシーが連続して評価されます。ポリシー順序の理解を参照してください。
  6. 「ポリシー・グループ」で、「ポリシー・グループを追加します」ドロップダウン・リストをクリックし、ユーザーおよびグループをコミット・リストに追加します。

    Note:

    現在ユーザーが含まれていないグループには、空のグループ・アイコンアイコンが表示されます。サービス管理者は、アクセス制御でユーザーをグループに割当てできます。Oracle Enterprise Performance Management Cloudのアクセス制御の管理アクセス制御の概要を参照してください。

    Note:

    このリストのユーザーおよびグループには、ポリシーのデータ・オブジェクトに対する参加者(読取り)権限が付与されます。
  7. 「保存」をクリックします。
  8. (オプション)「フィルタ」タブで、「編集」をクリックし、ポリシーのアクション・フィルタおよびノード条件を定義します。
    • 「含まれるアクション」で、「すべて」チェック・ボックスをクリアし、「含まれるアクション」リストから追加するアクションを選択します。アクション・フィルタを使用すると、選択したアクションのみに対してコミットを設定できます。

    • 「プロパティ」で、アクションを実行します:
      • 「すべて」を選択して、プロパティが更新されるたびにユーザーをコミットに招待します。
      • 「含める」を選択し、次に特定のプロパティを選択して、そのプロパティが更新された場合にのみユーザーをコミットに招待します。
      • 「除外」を選択し、次に特定のプロパティを選択して、選択したプロパティ以外のプロパティが更新された場合にユーザーをコミットに招待します。
      • 「なし」を選択して、プロパティの更新に基づいてユーザーをコミットに招待しないように指定します。

      Note:

      プロパティ・フィルタを使用するために、要求アイテムの基本アクションを更新する必要はありません。たとえば、プロパティ・フィルタにCore.Descriptionプロパティが含まれている場合は、基本要求アクションが追加または挿入であったとしても、説明プロパティに対する更新は、プロパティ・フィルタの対象になります。
    • 「ノード条件」で、「式の定義」 式の定義 (またはテーマに応じて式の定義)をクリックして式ビルダーを起動します。アクションが実行されたビューポイントでノードを評価しているため、式ビルダーでnodeオブジェクトを使用します。

      式ビルダーにより、ブール値のみに評価される式の作成が示されます。式の作成を参照してください。

    • 「要求タイプ」で、このポリシーが適用される要求のタイプを選択するか、「すべて」チェック・ボックスを選択してポリシーをすべての要求タイプに適用します。要求タイプおよびプロセス・フローを参照してください。
      • 連結
      • インポート
      • 対話型
      • ロード
      • サブスクリプション
    • 「保存」をクリックします。