システム設定を構成して、電子メール通知などシステムレベルの動作を制御します。「ツール」クラスタの「設定」カードを使用して、システム設定にアクセスします。システム設定を構成するには、サービス管理者である必要があります。
通知設定
通知設定により、システムが電子メール通知を送信する方法を構成できます。
- 「ツール」から、「設定」を選択します。
- 次のいずれかのアクションを実行します。
- 「通知の送信」で、チェック・ボックスをクリックして、システム全体に対する電子メール通知の送信を有効化または無効化します。
- 「電子メールの件名接頭辞」で、電子メールの送信元となった環境を識別するために、システム生成電子メールの件名行に対する接頭辞を入力します。
- 「代替受信者」で、プライマリ受信者(要求担当者、要求協力者、要求承認者など)のかわりに電子メールが送信される単一のデフォルト・ユーザーを選択します。これは、テスト・システムで通知をテストする際に役立つ場合があります。定義済電子メール・アドレスを持つユーザーのみが表示されます。
- 「サブスクリプション要求ファイルの添付」で、チェック・ボックスをクリックして、サブスクリプション要求の要求アイテムを生成するために使用された要求ファイルを、サブスクリプション担当者および協力者に送信される通知電子メールへの添付として、自動的に含める機能を有効化または無効化します。
- 「保存」をクリックします。
要求の設定
要求タイプ別の防止されるアクション
指定された要求タイプの要求に対して、ユーザーがワークフロー・アクション(却下、撤回、プッシュバックなど)を実行しないように防止できます。たとえば、ユーザーが連結要求を却下できないようにできます。
- 「要求タイプ別の防止されるアクション」で、「選択済」をクリックします。
- 「防止するアクション」で、選択した要求タイプに対してユーザーが実行しないようにするワークフロー・アクションを1つ以上選択します:
- 「要求タイプの選択」で、ドロップダウン・ボックスを使用して、却下しないようにする要求タイプを1つ以上選択します:
- 対話型
- サブスクリプション
- 連結
- インポート
- ロード
選択した要求タイプに対して、ユーザーは却下アクションを使用できなくなります。
要求の削除
「送信済要求の削除の防止」チェック・ボックスを使用して、すでに送信された要求をユーザーが削除できないようにします。このオプションを有効にすると、ユーザーが送信ステージですでに送信された要求(たとえば、プッシュバックされた要求や撤回された要求)を削除しようとすると、かわりに要求をクローズするように求められます。クローズ済の要求は再送信できません。
要求パージ
要求パージ設定を使用すると、完了した要求に対する要求アクションがシステムから自動的にパージされるまでの月数を設定できます。これにより、移行スナップショット・ファイルのサイズを縮小できます。
- 要求アクションがパージされるまでの月数は、6から18か月の範囲で設定できます。
- 要求のパージ後でも要求アイテムを(要求インスペクタや要求ワークリストなどで)表示できますが、各要求アイテムを展開してそのアイテムの要求アクションを表示したり、要求アイテムの詳細をダウンロードすることはできません。
- パージされた要求のトランザクションは、トランザクション履歴で引き続き使用可能です。トランザクション履歴の監査を参照してください。
- 完了した要求アクションのパージは、週ベースで実行され、要求アクションがパージされた後は復元できません。
カレンダ設定
カレンダ設定を使用すると、組織の会計年度末を指定できます。この設定は、グレゴリオ暦カレンダではなく会計カレンダに基づいてローリング時間ラベル付きビューポイントを作成するために、時間ラベルによって使用されます。時間ラベルの作成、編集および削除を参照してください。
ドロップダウン・メニューを使用して、会計年度の最終月を選択します。