マッピング・ビューポイントの作成

マッピングにより、ノードおよびそれらの関係がアプリケーション全体にわたって正確に表現されるようにします。マッピングを使用して、互いに情報を共有する様々なアプリケーションのディメンション内のノード間の関係を定義します。ソース・データのディメンションがターゲット・アプリケーションと一致しない場合は、共有データがターゲット・アプリケーションによって使用されるように変換する方法を決定するために、マッピングを定義します。

例については、ソース・ディメンションのターゲット・ディメンションへのマッピングを参照してください。

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目的 参照するビデオ

アプリケーション間でのデータのマッピングについて学習します。

ビデオ・アイコン アプリケーション間でのデータのマッピング

マッピングに関する一般的なシナリオは、次のとおりです。

  • あるアプリケーションから別のアプリケーションに最下位レベルのノードをマッピングします。

    たとえば、自社によって子会社が合併されるときに、子会社のローカル勘定科目を自社の勘定科目にマッピングするとします。この場合、マッピング階層を使用すると、マッピングを実行できます。これにより、最下位レベルのノードが自社の勘定科目ディメンションではなくマッピング階層内に配置されるため、自社の勘定科目ディメンションへの影響および混乱を回避できます。

  • 計画目的で使用される財務上要約された勘定科目に一般会計トランザクション勘定科目をマッピングします。

    注:

    すべてのシナリオで、マッピング階層セットは、ディメンション内の階層関係とは別のマッピング関係を保持します。

考慮事項:

  • マッピングはOracle Financials Cloud 一般会計アプリケーションではサポートされていません。
  • 他のすべてのアプリケーションの場合:
    • 最下位レベルのソース・ノードは最下位レベルのターゲット・ノードにのみマッピングできます。
    • 1つ以上のソース・ノード・タイプを1つのターゲット・ノード・タイプにしかマッピングできません。
    • マッピング・データをエクスポートするには:
      • マッピング・ビューポイントとターゲット・ディメンションにバインドされたビューポイントの両方を含むビューを使用します。
      • PlanningおよびFinancial Consolidation and Closeアプリケーションの場合は、マッピング・データをファイルまたは外部アプリケーションの受信ボックスにエクスポートできます。

      • 汎用アプリケーションの場合、マッピング・データはファイルにのみエクスポートできます。

    • 様々なタイプのノードをマッピングしているときに、ターゲット・ノードの符号を反転させる必要がある場合は、必要に応じて、Core.Change.Signプロパティを使用します。たとえば、資産を負債にマッピングする場合、Core.Change.Signプロパティを追加してTrueに変更します。マッピング・データをエクスポートする場合:
      • ターゲット・ノードがPlanningまたはFinancial Consolidation and Closeアプリケーション内にある場合は、ターゲット・ノードにマイナス符号が追加されます。

      • ターゲット・ノードが汎用アプリケーション内にある場合、負数の符号が含まれる列がエクスポートされます。

      外部アプリケーションによってマッピング・データがインポートされる場合、ターゲット・ノードに変更符号が適用されます。たとえば、ターゲットがPlanningアプリケーションであるときに、資産ノードを負債ノードにマッピングする場合、ソース・ノード・タイプにCore.Change.Signを追加してTrueに設定します。エクスポート時には、ターゲット・ノードに変更符号が追加されます。Planning内で、データ管理モジュールにより、データがインポートされ、ターゲット・ノードに変更符号が適用されます。