Financial Consolidation and Closeの検証

検証によってデータの整合性が確認されます。次の検証が、Financial Consolidation and Closeアプリケーションに対して実行されます。

これらのFinancial Consolidation and Closeに加えて、システム検証および一般的な検証がアプリケーションのノード、階層、ビューポイントおよびプロパティに対して実行されます。システム検証および一般的な事前定義の検証を参照してください。

注:

次の表で、スコープがビューポイントの検証には、階層セットにバインドされたビューポイントに対して、バインドされたビューポイントの検証が実行されます。
名前 ソース・タイプ 説明 スコープ

別名の一意性

Planning

別名が、兄弟ノードのグループ内で一意でない

兄弟

キューブ・データ・ストレージ Planning

デフォルトのデータ・ストレージは「共有」または「ラベルのみ」であるが、キューブのデータ・ストレージが「共有」または「ラベルのみ」でない

ノード

データ・ストレージ

Planning

デフォルトのデータ・ストレージは「共有」または「ラベルのみ」であるが、キューブのデータ・ストレージが「共有」または「ラベルのみ」でない

注:

メンバーがキューブに存在しない場合、これはチェックされません。

ビューポイント

日付属性名

Planning

日付属性ディメンションの最下位レベルのノード名はmm-dd-yyyyフォーマットではありません

ノード

デフォルトの増減レベル

Financial Consolidation and Close

デフォルトの増減プロパティが最下位ノード以外のノードに定義されている

ノード

為替レート・タイプ

Planning

為替レート・タイプが「なし」でなく、データ型が「通貨」でない

ノード

許可される式

Planning

データ・ストレージが「動的計算」または「動的計算および保管」でない

ノード

デフォルトの増減の祖先である

Financial Consolidation and Close

デフォルトの増減であるプロパティがFCCS_Mvmts_Subtotalの子孫でないノードに定義されている

ビューポイント

デフォルトの増減レベルである

Financial Consolidation and Close

デフォルトの増減であるプロパティが最下位ノード以外のノードに定義されている

ノード

メンバー名の競合

Planning

メンバー名が、現在のアプリケーションに対して定義されているディメンション名、キューブまたは属性ディメンションと同じである

ノードおよびデータ・チェーン

名前の一意性

Planning

メンバー名が、アプリケーションで使用されるすべてのノードで一意でない

アプリケーションにバインドされたノード・タイプ

数値属性名

Planning

数値属性ディメンションの最下位レベルのノード名は数値フォーマットではありません

ノード

プラン・タイプ

Planning

プラン・タイプはTrueに設定されているが、親にTrue値がない

注:

親が事前定義されたメンバーである場合、この検証はスキップされます。

ビューポイント

事前定義済メンバー

Planningモジュール

事前定義済のメンバー・ノードまたはプロパティは編集できません

ノード

共有メンバーが基本メンバーの前にあり

Planning 階層内で基本メンバーの上に共有メンバーがある ビューポイント

共有メンバー

Planning

共有メンバーが同じディメンションにない

アプリケーションにバインドされたノード・タイプ

スマート・リスト必須

Planning

データ型が「スマート・リスト」の場合に、メンバーのスマート・リストがない

ノード

ソース・プラン・タイプ

Planning

ソース・プラン・タイプがメンバーに対して有効なプラン・タイプでない

ノード

差異レポート

Planning

勘定科目タイプが「費用」の場合に差異レポートが「費用」でないか、勘定科目タイプが「費用」または「保存された仮定」以外の場合に差異レポートが「費用外」である。

ノード

注:

ほとんどの事前定義の検証は事前定義済メンバー(つまり、PLN.Enterprise Predefined MemberTrueに設定されているノード)に対しては実行されません。これは、これらのメンバーが外部アプリケーションからインポートされ、Oracle Enterprise Data Management Cloudでは編集できないためです。

事前定義済メンバーに対して実行される事前定義の検証は、事前定義済メンバーの編集、事前定義済メンバー・プロパティおよび別名の一意性の検証のみです。

Financial Consolidation and Closeの無効な文字、先頭文字および値

Financial Consolidation and Closeアプリケーションを登録すると、無効な文字、先頭文字および値の検証が、Core.NameおよびAliasプロパティに対して自動的に構成されます。これらの文字および値のリストは、Financial Consolidation and Closeの管理ディメンション、メンバーおよび別名の名前付けの制限を参照してください。

これらの値を編集するには、プロパティ・パラメータを編集します。プロパティ・パラメータの編集を参照してください