ステップ2: Oracle Financials Cloud一般会計の値セットのOracle Enterprise Data Management Cloudへのインポート

次に、Oracle Enterprise Data Management Cloudで管理しようとする値セットのデータをインポートします。Oracle Financials Cloud一般会計からデータをインポートする方法はいくつかあります。このシナリオでは、ChartofAccountsSegmentValuesandHierarchiesImportTemplate.xlsmテンプレートを使用したデータのインポートについて説明します。テンプレートの使用方法の詳細は、Oracle Financials Cloudのファイルベース・データ・インポートセグメント値および階層のインポートを参照してください

テンプレートを使用してインポート・ファイルを生成するには:

  1. ChartofAccountsSegmentValuesandHierarchiesImportTemplate.xlsmテンプレートで、Oracle Financials Cloud一般会計値セットのセグメント値とセグメント値階層によって「GL_SEGMENT_VALUES_INTERFACE」タブと「GL_SEGMENT_HIER_INTERFACE」タブを更新します。
    スクリーンショットは、テンプレートの「GL_SEGMENT_HIER_INTERFACE」タブを示しています

    注:

    各タブの検証ボタンを使用してデータに検証の問題がないことを確認してから、インポート・ファイルを生成します。
  2. 手順およびCSV生成のタブでCSVの生成をクリックします。
    スクリーンショットは、CSVの生成ボタンを示しています
  3. テンプレートによって2つのCSVファイルを含むglsegmentvaluesandhierarchy.zipが作成されたことを確認します。
    • GlSegmentValuesInterface.csv
    • GlSegmentHierInterface.csv

    スクリーンショットは、ステップで説明される2つのCSVファイルを示しています

生成されたファイルをインポートするには:

  1. 「アプリケーション」で「Financials Cloud」までスクロールし、アクション・ボタンをクリックしてから「インポート」を選択します。
    スクリーンショットは、「インポート」オプションがハイライト表示されたFinancials Cloudアプリケーションを示しています
  2. 左側の列で、データのインポート先のディメンションを選択します。
    スクリーンショットは、ハイライト表示されたCorporate Accountディメンションを示しています
  3. 「ファイル名」に、テンプレートから作成したglsegmentvaluesandhierarchy.zipファイルを指定し、「インポート」をクリックします。


    スクリーンショットは、ファイル名と「インポート」ボタンがハイライト表示されたインポートの構成画面を示しています

データが正常にインポートされたことを確認するには:

  1. 「ビュー」で、アプリケーションの作成時に作成されたFinancials Cloudデフォルト・ビューを選択します。
    スクリーンショットは、ハイライト表示されたFinancials Cloudビューを示しています
  2. Corporate Accountビューポイントにリスト形式でノードが含まれていることを確認します。
    スクリーンショットは、ノードのリストを含むCorporate Accountビューポイントを示しています
  3. ALL CORPORATE ACCOUNTSビューポイントにノード階層が含まれることを確認します。
    スクリーンショットは、階層のノードが含まれるAll Corporate Accountsビューポイントを示しています

データをインポートして確認したら、ユーザーに権限を割り当てる必要があります。このシナリオでは、ユーザーのステップとして、ノードの追加とデータのOracle Financials Cloud一般会計へのエクスポートを行います。ユーザーがディメンションからデータをエクスポートするには、そのディメンションに対するデータ・マネージャ権限を保有する必要があります。権限の操作を参照してください。