権限により、アプリケーション、ディメンション、データ・チェーン・オブジェクトおよびデータが保護されます。
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権限について学習します。 |
権限レベルおよびデータ・オブジェクト
次の表は、データ・オブジェクトに割り当てできる権限および実行できるアクションを示しています。権限レベルおよびカスケードの詳細は、権限カスケードを参照してください。
表27-1 データ・オブジェクトの権限およびアクション
少なくともこの権限が必要 | 対象データ・オブジェクト | 次のアクションの実行: |
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メタデータ・マネージャ | アプリケーション |
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所有者 | アプリケーション | アプリケーションの削除 |
メタデータ・マネージャ | ディメンション |
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メタデータ・マネージャ | ディメンション | ディメンションのアーカイブおよびアーカイブ解除 |
データ・マネージャ | アプリケーション | アプリケーション内のすべてのディメンションのデータのインポートまたはエクスポート |
データ・マネージャまたはメタデータ・マネージャ | アプリケーション |
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データ・マネージャまたはメタデータ・マネージャ | ディメンション |
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データ・マネージャ | ディメンション | このディメンションのデータのインポート、エクスポートおよび更新 |
参加者(書込み) | アプリケーション | 新規要求の作成、またはアプリケーションのディメンションの要求担当者としての役割の実行 |
参加者(書込み) | ディメンション | 新規要求の作成、またはこのディメンションを使用する要求担当者としての役割の実行 |
参加者(書込み)
ノート: ユーザーまたはグループは、データ・アクセスで許可される要求アクションのみを実行できます。 |
階層セット | 新規要求の作成、または階層セット内のノードを挿入、移動、除去および並べ替える要求の要求担当者としての役割の実行
注: 階層セットに対する参加者(書込み)権限をユーザーに付与する際、そのユーザーには階層セットのノード・タイプに対する参加者(読取り)権限も暗黙的に付与されます。 |
参加者(書込み)
ノート: ユーザーまたはグループは、データ・アクセスで許可される要求アクションのみを実行できます。 |
ノード・タイプ | 要求の作成、または、ノードを追加または削除する要求、またはノード・プロパティを更新する要求の要求担当者としての役割の実行
注: ノード・タイプに対する参加者(書込み)権限をユーザーに付与する際、そのノード・タイプを使用する階層セットに対する権限は暗黙的に付与されません。このため、その階層セットに対する参加者(書込み)権限も付与されない限り、ユーザーは階層セット内のノードを追加または削除できません。 |
参加者(読取り) | アプリケーション | アプリケーション内のディメンションのデータを含むビューポイントの参照 |
参加者(読取り) | ディメンション | アプリケーション内のこのディメンションのデータを含むビューポイントの参照 |
参加者(読取り) | 階層セット | この階層セットのデータを含むビューポイントおよびこの階層セットのノード・タイプの参照
注: 階層セットに対する参加者(読取り)権限をユーザーに付与する際、そのユーザーには階層セットのノード・タイプに対する参加者(読取り)権限も付与されます。 |
参加者(読取り) | ノード・タイプ | リスト内のこのノード・タイプのデータを含むビューポイントの参照 |
権限の追加、除去および編集
オブジェクト・インスペクタの「権限」タブのデータ・オブジェクトへの権限を追加、除去または編集します。それを行うには、データ・オブジェクトを含むアプリケーションまたはディメンションに対する所有者またはメタデータ・マネージャ権限が必要です。
注:
レポートを実行して、すべてのアプリケーションに割り当てられている権限を確認できます。詳細は、レポートの操作を参照してください。
データ・オブジェクトの権限をユーザーまたはグループに追加するには:
注:
現在ユーザーが含まれていないグループには、データ・オブジェクトの権限をユーザーまたはグループから除去するには:
データ・オブジェクトに対する権限を編集するには:
ロールと権限がどのように機能するかの詳細は、セキュリティの例を参照してください。