アプリケーションおよびデータ共有の理解

通常は、Oracle Enterprise Data Management Cloudを使用して、複数の外部アプリケーションのエンタープライズ・データを管理します。たとえば、組織がOracle Enterprise Data Management Cloudを使用して、一般会計、連結およびPlanning外部アプリケーションで使用されるエンティティ・ノードを管理します。

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アプリケーション間でのデータの共有について学習します。

ビデオ・アイコン アプリケーション間のデータの共有

アプリケーションを構築するために、ユーザーは次のステップを使用して外部アプリケーションのデータを管理できます。

  1. 外部アプリケーションごとに、Oracle Enterprise Data Management Cloudアプリケーションを登録します。
  2. 新規ビューを作成します。
  3. ビューで、共有するデータを含むアプリケーション・ディメンションごとに1つのビューポイントを作成します。各ビューポイントは、アプリケーションのエンティティ・ディメンションにバインドされたノード・セットを使用する必要があります。

ユーザーは、ビューポイントを使用してエンタープライズ・データを管理します。たとえば、ユーザーは2つのアプリケーションのビューポイントを比較し、ビューポイント間でノードをコピーできます。変更を外部アプリケーションにエクスポートできます。

注:

異なるノード・タイプを使用するビューポイント間で共通ノードをドラッグ・アンド・ドロップ、比較および特定するには、ノード・タイプ・コンバータが必要です。ノード・タイプ・コンバータの操作を参照してください。

データを共有する2つのアプリケーション

連結とPlanning外部アプリケーションに含まれるエンティティ・ディメンションのノードを合理化する必要があるとします。2つの外部アプリケーションを登録し、それぞれのエンティティ・ディメンションを定義します。登録プロセスでは、デフォルト・ビュー、バインドされたビューポイントおよびバインドされた関連データ・オブジェクトが作成されます。

次の図に示すように、アプリケーション間での共有を有効にするには、2つのビューポイントを持つビューを作成します。この例では、新しいビューの名前は「エンティティ・ビュー」です。各ビューポイントは、そのエンティティ・ディメンションのバインドされたノード・セットを使用します。


2つのアプリケーションには、独自のデフォルト・ビューとバインドされたデータ・オブジェクトがあります。ビューには、バインドされたデータ・オブジェクトを使用して構築され、データを共有するために使用できるビューポイントが含まれます。

ユーザーは、「エンティティ・ビュー」を使用して、ディメンションのデータを管理します。たとえば、ユーザーはビューポイント間でノードをコピーできます。「エンティティ・ビュー」のビューポイントはバインドされたノード・セットを使用するため、新しいビューポイントで行われた変更は、バインドされたビューポイントに反映され、エクスポートできます。

例については、エンタープライズ・データのアプリケーション間での比較を参照してください。