サブスクリプション要求の割当て

サブスクリプションを作成する際には、オプションで、そのサブスクリプションによって生成された要求に対するデフォルト担当者と、デフォルト担当者が不在の場合の代替担当者を指定できます。

担当者はターゲット・サブスクリプション要求に要求作成者として追加されます。これにより、担当者は自分に割り当てられたドラフト要求を表示および変更できます。

ユーザーはデフォルト担当者として、ユーザーやグループは代替担当者として割り当てることができます。グループの場合、グループが割り当てられるには、グループ内の少なくとも1名がターゲット・ビューポイントのディメンションに対する完全な参加者(書込み)権限(許可されたすべてのアクション、および編集可能なすべてのプロパティ)を持つ必要があります。

注:

代替担当者としてグループを選択した場合、サブスクリプション要求が生成されると、グループの使用可能なすべてのメンバーに要求が割り当てられるまで、グループ内の適切な権限がある使用可能なメンバーに1人ひとり割り当てられます。グループのすべての有効なメンバーに割当の最新ラウンドで要求が割り当てられるまで、ユーザーは繰り返されません。その後、割当が最初の使用可能なグループ・メンバーから再度開始されます。

現在協力者として要求を割り当てられていない代替担当者を追加するには、「コラボレーション」オプションを有効にします。これにより、要求アイテムを変更し、コメントまたは添付を追加できます。サブスクリプションの作成、編集および検証を参照してください。

担当者の優先度

ユーザーおよびグループはサブスクリプションに次の順序で割り当てられます。

  1. 担当者が使用可能であり、かつ適切な権限がある場合、要求は常にデフォルト担当者に割り当てられます。
  2. デフォルト担当者が現在不在であるか(プリファレンスの設定を参照)または適切な権限がない場合、要求は代替担当者にリストされているユーザーに次のように割り当てられます。
    1. 要求割当は代替担当者のリストの最初のユーザーから開始され、代替担当者のリストの下に向かって続行されます。
    2. 代替担当者が現在不在であるかまたは十分な権限がない場合、要求はリストの次の代替に割り当てられます。
    3. 代替担当者リストのすべての有効なユーザーに要求が割り当てられたら、現在の割当ラウンドが完了したと見なされ、割当の次のラウンドが開始されます。

      注:

      ユーザーが代替担当者に複数回リストされている場合(たとえば、ユーザーが代替担当者としてリストされており、かつ代替担当者としてリストされているグループに含まれている場合)、そのユーザーには割当ラウンドで1度のみ要求が割り当てられます。

デフォルト担当者が割り当てられているものの代替担当者が割り当てられておらず、デフォルト担当者が不在の場合、要求はそのデフォルト担当者が戻ってきてから処理できるようにデフォルト担当者に割り当てられます。代替担当者が割り当てられているもののデフォルト担当者が割り当てられておらず、いずれの代替担当者も不在の場合、サブスクリプションはスキップされ、サブスクリプション所有者に通知が送信されます。

注:

サブスクリプション要求の担当者には、ソース・ビューポイントの権限は必要ありません。

ソース・ビューポイントの要求が送信されると、担当者は電子メール通知を受信します。要求の通知を参照してください。