Tax Reportingの検証

検証によってデータの整合性が確認されます。Tax Reportingアプリケーションに対して、次の検証が実行されます。

Note:

外部のTax Reportingアプリケーションの検証は推奨として実装され、簡易ディメンション・エディタまたはクラシック・ディメンション・エディタで強制されません。デフォルトでは、Oracle Enterprise Data Management CloudTax Reportingの検証は、重要度「エラー」で実装されます。重要度は「警告」に変更できます。検証の適用および重要度の構成を参照してください。

これらの検証に加えて、システム検証および一般的な検証がアプリケーションのノード、階層、ビューポイントおよびプロパティに対して実行されます。システム検証および一般的な事前定義の検証を参照してください。

Note:

次の表で、スコープがビューポイントの検証には、階層セットにバインドされたビューポイントに対して、バインドされたビューポイントの検証が実行されます。
名前 ソース・タイプ 説明 スコープ
別名アプリケーションの一意性 Tax Reporting 別名がアプリケーション内のディメンション全体で一意でない アプリケーション全体のバインドされたノード・タイプ

別名の一意性

Planning

別名が、兄弟ノードのグループ内で一意でない

兄弟

連結ETR(勘定科目ディメンションのみ) Tax Reporting 次のすべてのノードの子孫は、CETR値が連結ETR属性に割り当てられています:
  • TRCS_TempGSTotal
  • TRCS_TempSTTotal
  • TRCS_TaxLossesCFSTotal
  • TRCS_TaxCreditTotal
  • TRCS_VATotal
  • TRCS_RTempTotal
  • TRCS_RTaxLossesPreCFSTotal
  • TRCS_RTaxCreditTotal
  • TRCS_RVATotal
  • TRCS_RTaxAttribTotal
ビューポイント
キューブ・データ・ストレージ Planning

デフォルトのデータ・ストレージは「共有」または「ラベルのみ」であるが、キューブのデータ・ストレージが「共有」または「ラベルのみ」でない

ノード
当期の追加共有勘定科目合計(勘定科目ディメンションのみ) Tax Reporting TRCS_CurrentAddtlTotalの最下位ノードの子孫は、TRCS_CurrentAddtlETRTotalの共有子孫でもある必要があります ビューポイント

データ・ストレージ

Planning

ノードの1つのインスタンスのみ、非共有データ・ストレージに設定できます。ノードのその他のインスタンスはすべて共有にする必要があります。

ビューポイント

日付属性名

Planning

日付属性ディメンションの最下位レベルのノード名はmm-dd-yyyyフォーマットではありません

プロパティ

法定住所(エンティティ・ディメンションのみ) Tax Reporting 法定住所は、すべての最下位ノード・エンティティ、および親の税金計算が有効になっている親エンティティにも設定する必要があります。 ビューポイント

為替レート・タイプ

Planning

為替レート・タイプが「なし」でなく、データ型が「通貨」でない

ノード

許可される式

Planning

データ・ストレージが「動的計算」または「動的計算および保管」でない

ノード

会社間エンティティの検証(エンティティ・ディメンションのみ) Tax Reporting 会社間は、最下位エンティティにのみ設定する必要があります

ノード

メンバー名の競合

Planning

メンバー名が、現在のアプリケーションに対して定義されているディメンション名、キューブまたは属性ディメンションと同じである

ノードおよびデータ・チェーン

名前の一意性

Planning

メンバー名が、アプリケーションで使用されるすべてのノードで一意でない

アプリケーション全体のバインドされたノード・タイプ
NCI勘定科目(勘定科目ディメンションのみ) Tax Reporting NCI勘定科目は、法定から税金、またはGAAPから法定の永久差異勘定科目にのみ設定する必要があります

ノード

数値属性名

Planning

数値属性ディメンションの最下位レベルのノード名は数値フォーマットではありません

プロパティ

プラン・タイプ

Planning

プラン・タイプはTrueに設定されているが、親にTrue値がない

Note:

親が事前定義されたメンバーである場合、この検証はスキップされます。

ビューポイント

調整勘定(勘定科目ディメンションのみ) Tax Reporting 調整勘定を定義するには、会社間勘定を「はい」に設定し、調整勘定であるは設定しないでください

ノード

事前定義済メンバー

Planningモジュール

事前定義済のメンバー・ノードまたはプロパティは編集できません

ノード

共有メンバーが基本メンバーの前にあり

Tax Reporting 階層内で基本メンバーの上に共有メンバーがある ビューポイント
単一のNCI勘定科目(勘定科目ディメンションのみ) Tax Reporting 最大で1つの税金勘定科目にNCI勘定科目を設定する必要があります ビューポイント

スマート・リスト必須

Planning

データ型が「スマート・リスト」の場合に、メンバーのスマート・リストがない

ノード

ソース・プラン・タイプ

Planning

ソース・プラン・タイプがメンバーに対して有効なプラン・タイプでない

ノード

税金データおよび税金データ型(勘定科目ディメンションのみ) Tax Reporting TRCS_TaxAccountsの最下位ノードの子孫には、税金タイプおよび税金データ型両方の属性を割り当てる必要があります。 ビューポイント

差異レポート

Planning

勘定科目タイプが「費用」の場合に差異レポートが「費用」でないか、勘定科目タイプが「費用」または「保存された仮定」以外の場合に差異レポートが「費用外」である。

ノード

加重出資比率勘定科目(勘定科目ディメンションのみ) Tax Reporting 最大で1つの税金勘定科目に加重出資比率勘定科目を設定する必要があります。 ビューポイント

Tax Reportingの無効な文字、先頭文字および値

Tax Reportingアプリケーションを登録すると、無効な文字、先頭文字および値の検証が、Core.NameおよびAliasプロパティに対して自動的に構成されます。これらの文字および値のリストは、Tax Reportingの管理ディメンション、メンバー、別名、フォームの命名規則を参照してください

これらの値を編集するには、プロパティ・パラメータを編集します。プロパティ・パラメータの編集を参照してください